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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

アオスジアゲハの飼育(7) 庭で発見した卵が孵化して終齢幼虫まで成長

●このページは、前ページからの続きです

2010年8月29日 2匹の大きさに差がでました

2匹とも歩き回る(定位置の葉を変更)ので、毎朝、毎夕の点検が日課になりました。
2匹の生育状態に差が現れています。


[背番号2010-036]
体長21mm。
P20100829-P1070334-2


[背番号2010-037]
体長32mm。
P20100829-P1070333-2 P20100829-P1070336-2

2010年8月30日  [背番号2010-036]の鼻毛(?)が小さくなりました

前蛹までもう少しです。


[背番号2010-036]
P20100830-P1070545-2


[背番号2010-037]
食べ終わって元の葉へ戻ってきて、向きを変え終わったところです。
P20100830-P1070543-2

2010年8月31日 猛暑、酷暑にも負けません

[背番号2010-036]
朝7時前、頭を持ち上げていました。
P20100831-P1070556-2 P20100831-P1070550-2


[背番号2010-037]
これは朝7時前の健康診断の写真です。
P20100831-P1070548-2
夕方19時前、監視員から「クスノキの傍を通ったら異常音がする」との緊急連絡があり、幼虫を探したら、 [背番号2010-037]が食事中でした。
少し硬くなった葉ですから、「カリカリ」と齧る音が聞こえます。

P20100831-P1070590-2

2010年9月1日 今日も元気で、食べまくっています

2匹とも定位置の葉を変更するようになりましたので、朝、昼、夕の確認に時間が掛かるようになりました。


[背番号2010-036]
P20100901-P1070596-2 P20100901-P1070599-2


[背番号2010-037]
P20100901-P1070601-2

2010年9月2日 ケースへ幽閉することにしました

午後の確認で、[背番号2010-037]の体の模様がなくなり透けてきたので、安心・安全なケースの中で過ごさせようと思って、2匹とも幽閉することにしました。


[背番号2010-036]

[背番号2010-036]はまだまだ食べそうなので、小さめのクスノキの枝を切り取って水差しし、[背番号2010-036]が掴まった葉をセロテープでくっつけておきました。
P20100902-P1070608 P20100902-P1070609
P20100902-P1070602-2 P20100902-P1070603-2


[背番号2010-037]

写真は朝7時の状態です。だいぶ透けてきています。

P20100902-P1070614-2

午後の確認ではメロン色。
P20100902-P1070635-2 P20100902-P1070636-2

この [背番号2010-037]は食べ終わって、なんとなく蛹化待ちのような気がしたので、クスノキの葉を補助具にセロテープで張り付けて、 [背番号2010-036]のクスノキの小枝の近くに立てておきました。
もう少し食べたいのなら、自分でクスノキの小枝へ歩いて行ってもらうことにします。

P20100902-P1070638-2


[背番号2010-036]と[背番号2010-037]
P20100902-P1070631-2

2010年9月2日(2) [背番号2010-037]が糸作り・・・失敗、そして再挑戦

夕方、18時20分頃に気付いたのですが、[背番号2010-037]が背中に掛ける糸作りの雰囲気。

直ちにデジカメの動画撮影を整えて撮影開始。
糸作りは順調に進んで、背中に掛けるかなと思って待っていましたが、作った糸を見失ったのか、背中への糸掛けに失敗。
逆さまになって尻尾の先端を引っ掛けるための糸を追加したのか?確かめたのか?
そして上向きになって作った糸を探している(?)ような動作。
P20100902-P1070653-2 P20100902-P1070654-2


動画には、最初に作った背中に掛ける糸が写っていますのでよく見て下さい。
何度か挑戦しましたが諦めてしまったようで、補助具を伝って食品用トレーの方へ降りていきました。
動画は2分割してあります。


糸作りを終わり、背中に掛ける時に失敗したアオスジアゲハの幼虫(2010/09/02)

食品用トレーに降りてしまった後は補助具へ掴まる気がなさそうなので、ケースの中へ入れました。
そうしたら、10分も経たないうちにケースの壁に糸を張り巡らせ始めましたので、糸掛けの動画を撮りたかったのですが、深いケースを使ったし、底に近いところで糸を張っていますので、動画は諦めました。明朝確認することにします。

お知らせ

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