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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(15) 翅が広がりきらないことも多い

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ナガサキアゲハの飼育(15) 翅が広がりきらないことも多い

昆虫館の館長
昆虫館の館長

ナガサキアゲハの飼育(15):羽化直後に落下して翅がグチャグチャ。羽化に成功する中で失敗も多いですね。今年は動画撮影も多く、ナガサキアゲハの交尾も動画で撮って公開しています。


P20090816-P1020473
アオムシコバチの被害対策として、所定の日数まで飼育箱の中で待機中の蛹。
2009年8月16日、飼育箱の上方から撮影。


[背番号2009-*]の表示は2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧をご覧下さい。

2009年8月18日 [背番号2009-145]が前蛹、 幼虫を2匹発見[背番号2009-179][背番号2009-180]

久しぶりに幼虫を発見しました。
橙の木へ飛来するナガサキアゲハは度々見かけていますが、目の届く範囲内では卵は見当たりませんでした。絶対に卵はあるはずだとの執念で探していたら、幼虫が2匹みつかりました。


[背番号2009-179]
P20090818-P1020573-2


[背番号2009-180]
P20090818-P1020574-2


[背番号2009-145]
P20090818-P1120708-2

2009年8月19日 家の壁で蛹を発見・・・[背番号2009-183]、 孵化したばかりの幼虫を採取[背番号2009-184]、 [背番号2009-145]が蛹になりましたが、 [背番号2009-146]が前蛹、 [背番号2009-138]が前蛹ですが

ここ3日間は、朝の涼しいうちに庭の草取りをしています。

我が家の花当番のオバサンの第一声は、「ツマグロの幼虫が丸坊主のスミレの鉢の縁に居る」とのこと。青汁の原料に使えそうなほど茂った鉢に強制引越しさせました。

続いて第二声。「こんな所に蛹が!」。行ってみたら、ウサギ小屋のような小さな我が家の壁(基礎部分)に迷彩模様のナガサキアゲハの蛹。

飼育日記を書き始めるまでなら、虫嫌いのオバサンに、幼虫も蛹もゴミとして箒で掃き捨てられていたことでしょうが、今は羽化に興味を持ってきましたので、一命をとりとめています。


[背番号2009-183]
前置きが長くなりましたが、この蛹を捕獲してきました。
この蛹の場所は橙の木から約5m。夜の間に歩いたのでしょうね。
P20090819-P1120729-2 P20090819-P1120731-2
得意技(?)のセロテープ剥がし引越し法で、箸へくっ付けました。
P20090819-P1120736-2 P20090819-P1120737-2


[背番号2009-184]
昨日まで卵だったのですが、今朝見たら孵化していました。
ナガサキアゲハでした。
P20090819-P1120739-2


[背番号2009-145]が蛹になりましたが・・・ケースの中で逆さまになっていました。
背中に掛けた糸側がケースから剥がれたのかなと思ったのですが、背中に掛けた糸はきれいに残っていて(赤矢印)、脱皮中に糸から抜け出てしまったようです。
なんとか自前の糸を使って箸にくっ付けようと試みたのですが、作業の途中で尻尾の引っ掛かりが外れてしまったので、ポケットへ入れることにして、当面は寝かせておきました。
P20090819-P1120743-2


[背番号2009-146]が前蛹
P20090819-P1120745-2


[背番号2009-138]が前蛹ですが・・・
前蛹になりましたが、背中に掛けた糸が見当たらず、尻尾だけくっ付いて逆さまになっていました。
P20090819-P1120747-2

尻尾の糸を割り箸から剥がして、ティッシュペーパーの上に寝かせておきました。
が・・・ティッシュペーパーの上に運ぶ時に指で掴んだら、怒って臭角を出しました。
P20090819-P1120748-2

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