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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(16) 羽化の補助具を改良してみました

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2009年9月18日 [背番号2009-192][背番号2009-218]が蛹、 [背番号2009-219]が終齢、 [背番号2009-211]・・・死亡宣告

[背番号2009-192][背番号2009-218]が蛹


[背番号2009-192]
P20090919-P1020477-2


[背番号2009-218]
上の写真の[背番号2009-192]と同じケースの中へ、同じ日に前蛹で並べて入れられて、今朝は並んで蛹になりましたが、色が異なります。蛹の色は何で決めているのでしょうかね?
P20090919-P1020481-2 P20090919-P1020482-2


[背番号2009-219]が終齢
P20090918-P1020436-2


[背番号2009-211]・・・死亡宣告
今朝は[背番号2009-180]が羽化しそうな気配なので早起き(4時起床)して、デジカメをセットした後に幼虫飼育用ケースの中を点検したら、 [背番号2009-211]がケースの底で、悶え苦しんでいました。周りには、バラバラになった糞が撒き散らされていましたが、何が原因か判らないので、同居している2匹を別のケースへ隔離しました。
8時頃に見たら、息を引き取って動かなくなっていました。
P20090918-P1020453-2

2009年9月20日 [背番号2009-233]の4齢の姿

P20090920-P1020501-2 P20090920-P1020502-2

2009年9月21日 [背番号2009-187]が羽化、 [背番号2009-184]が羽化

[背番号2009-187]が羽化
今朝は3時10分くらい前に一度目が覚めたのですが、羽化するにはあまりにも早過ぎると思ってウトウトしていました。気が付いたら3時30分を過ぎていましたので、起きて灯りを点しました。
蛹が置いてある所を見たら、何やら黒いもの。[背番号2009-187]が羽化していました。
翅は広がりきっていて、ほぼ固まっていました。
その後、箸を昇ったり、斜めに取り付けた棒を歩き回ったり、鉢の受け皿に転落したり・・・
4時50分には飛び上がったりし始めましたので、戸を開けて、網戸に掴まらせておきました。
2009年・羽化情報一覧をご覧下さい。8月には4時前に羽化したことがありましたが、あの頃は、気温が高いと羽化する時間も早いのかなと思っていましたが、羽化するタイミングは何でもって決めているのでしょうかね?
P20090921-P1020512-2


この蛹の写真は、羽化の兆候が現れた昨日の夕方撮ったものです。
翅の部分は透けてきて黒くなっていますが、背中から尻尾にかけては、黄緑色が残っています。
P20090920-P1020510-2


庭が明るくなってから出てみたら、網戸には姿が見えません。飛び立つにしては早過ぎると思って探していたら、網戸のしたの家の基礎と石の間に黒い羽が見えるではありませんか。
P20090921-P1020514-2
なにしろ狭い所へ落ち込んでいるので、手の指を差し込んで翅を掴もうとしたのですが大暴れ。やっとのことで出してみたら、片側の前翅は根元付近で折れ曲がり、もう一方の前翅は先端から約1/3くらいの所で折れ曲がっていました。
網戸に掴まらせた時も、ガムシャラに歩き回っていましたので、落ちてしまったのですね。もう少し室内に置いておけば転落事故にも遭わず、元気良く飛びたてたのでしょうが・・・反省しています。


なお、近づくと逃げようとして暴れまくりますので、橙の木に掴まらせておきました。
P20090921-P1020536


[背番号2009-184]が羽化
[背番号2009-184]は、7時まで室内で羽化を待ちましたが、出てきそうにないので蛹置き場へ出しました。
P20090921-P1020521-2 P20090921-P1020522-2
その前を何度か通りましたが、ちょうど殻から出てき始めた時に出会いました。
P20090921-P1020523-2 P20090921-P1020528-2 P20090921-P1020537-2


この[背番号2009-184]は元気良く飛び立って行きました。

2009年9月21日(2) [背番号2009-215]が前蛹、 幼虫を発見・・・[背番号2009-242]

[背番号2009-215]が前蛹
P20090921-P1020540-2


幼虫を発見・・・[背番号2009-242]
P20090921-P1020519-2
今朝は、橙の木の近くに行ったら、どこからともなく、幼虫が橙の葉を齧るシャリシャリ音が聞こえるんですよね。音の大きさから想像すると、ナガサキアゲハの終齢が葉を齧っていると思われます。耳の穴の掃除をして、橙の木を廻ってみて、おおよその見当はつけたのですが大きな幼虫はみつかりません。そのかわり、小さな幼虫がみつかりました。

2009年9月22日 [背番号2009-215]が蛹、 [背番号2009-216]が前蛹、 シャリシャリ音の主:終齢幼虫発見・・・[背番号2009-243]

[背番号2009-215]が蛹
P20090922-P1020554-2 P20090922-P1020555-2


[背番号2009-216]が前蛹
P20090922-P1020557-2


シャリシャリ音の主:終齢幼虫発見・・・[背番号2009-243]

今日は、ナガサキアゲハの♀が産卵に来たようなので、飛び去った後、橙の木の卵探しをしました。卵は見つかりませんでしたが、現れたのは、なんと大きなナガサキアゲハの終齢幼虫! これですよ、昨日のシャリシャリ音の主は。
P20090922-P1020561-2
体は縮めていますが、丸々と肥っています。
P20090922-P1020562-2

2009年9月23日 [背番号2009-216]が蛹、 [背番号2009-243][背番号2009-204]が前蛹、 [背番号2009-231][背番号2009-233]が終齢

[背番号2009-216]が蛹
P20090923-P1020568-2


[背番号2009-243][背番号2009-204]が前蛹


[背番号2009-243]
P20090923-P1020570-2


[背番号2009-204]
P20090923-P1020572-2


[背番号2009-231][背番号2009-233]が終齢


[背番号2009-231]
P20090923-P1020579-2


[背番号2009-233]
P20090923-P1020587-2

お知らせ

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