カブトムシの飼育(12) 前蛹・蛹化失敗・羽化・手作り人工蛹室

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2007年6月29日(その2) 手作り人工蛹室

今年作った五右衛門風呂(人工蛹室は全部で6個です。
6月13日の日記のページに5個並べてありますが、実は、飼育箱を掘り返した(引っくり返した)時に、仮に入れておくための仮設の風呂桶(人工蛹室を準備して入れました。
(残念ながら写真がありません。)
この後直ちに正規の五右衛門風呂を据えて入らせた次第です。
この時に作った風呂桶(人工蛹室)をもう一度作ってみました。
この出遅れた1匹を入れてみようと思います。

田舎村写真館
田舎村写真館
この記事のテーブル(表の枠)内に挿入されている写真は、クリックすることにより拡大できます。
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11cm X 6cm と 5cm X 1cm のダンボールを用意。11cm X 6cm のダンボールを丸めて、覗き見用のスキマを 1cm くらい開けて5cm X 1cm の帯で固定。
ホッチキスで止めたが、サナギの尻に突き刺さらないように上からテープを貼りました。
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風呂桶の底には羽化した時の水気取りとショック防止のためにティッシュを1枚丸めて入れました。昔々の単身赴任時代、松山~岩国を往復する船の中で呑んだワンカップのコップたまっているので使おうかと思ったのですが、酔っ払いカブトが誕生したのではみっともないですから・・・
ダンボールとコップのスキマにはティッシュを軽く詰め込んでいます。

2007年6月30日

ツタンカーメンの顎鬚のような腹を見せて、眠りほうけています。
サナギになるのも忘れて、いい夢を見ているのでしょうか?
それとも、体内時計がストライキで止まってしまったんでしょうか?

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2007年7月1日

あと20日間過ぎれば子供さんは夏休みですね。
カブトムシがサナギになる時期と、子供さん達の夏休みの時期が合致すると観察も楽しさが増すことでしょうね。
しかし、カブトムシを買ってもらって遊ぶだけなら、夏休みが始まる時には成虫でないと・・・・
どっちもどっちですね。


今年はマットをたっぷり入れたケースに入れていますので、昼間見てもオスの角も隠れていて見えません。
今朝は4時頃に目が覚めたのでカブトムシに朝のご挨拶。オス2匹が食卓にしがみついていました。メスは食事を済ませた後なのか? 乱暴者のオスが怖いのか?マットの中に深く潜っていて、「オハヨウ」と言っても出て来ませんでした。

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昔々、私たちが子供の頃は畑でスイカを作っていましてね、朝早く畑に行くと、水不足でハチ割れたスイカにカブトムシが群がっていましたよ。
沢山いましたので、飼育箱に入れなくても畑に行けば見れる。
また、虫籠に入れた場合の餌は、人間が食べたスイカの残り。
石を紐でくくり、畳の上でオスに引っ張らせて遊んだこともあり、畳が傷むと怒られたこともありましたよ。
あれから約60年。自然環境は破壊されるし、人間環境も崩壊気味でしょうかね?

2007年7月1日(その2) 蛹化

速報!
長らくお待たせしました。ついに登場、紫式部

しかし、残念なことには・・・
今、ICUで、運を天に任せて、懸命の治療中です。
詳しいことは、続報をご覧下さい。

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2007年7月1日(その2)の続報 蛹化失敗?

今日も天気予報が外れて午後はカンカラカンに晴れてしまいました。
環境破壊を通り越して、地球が破壊する寸前まできたのでしょうか?とにかく、異常しかありませんよ。
カブトムシの豪邸は水不足でカラカラに乾いていないかと覗いたら、前蛹の頭の兜が蛹室の下側に。

あれ、逆立ちの練習でもしているのかなと思ったら、殆ど真っ白に近いサナギが鎮座。
豚の鼻を付けた大黒様の格好をした紫式部ではありませんか!
サナギになってから、1時間も経っていませんよ。

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さすがに紫式部
別嬪中の別嬪さんだ。と感心しながら良く見ると、右肩が少し変なんですよ。
怪我をしているようでもあり、羽根になる部分と思われる所がダラリと垂れ下がっているようです。
詳しく診断しようと、脱ぎ捨ててあった服を取り出しました。
もう一度目を皿のようにして見ると、右の頭がペコンと凹んでいるんですよね。

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これは、ポンコツ飼い主の脳梗塞ウイルスに感染してしまったのかなと思い、13時44分にICUに隔離して、少し様子をみることにしました。

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今日は、キアゲハの前蛹がサナギになる予定日ですから、少しキアゲハの写真を撮ることにして、2匹がサナギになったことを見届けてから、16時9分に紫式部の容態を見に行きました。
身体は動かしているのですが、右肩付近から何かが流れ出ています。
色は茶色っぽくなってきていますが、頭のほうの形が歪。

ちゃんとした成虫になってくれるのでしょうか?
なんだか心配ですね。

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この写真は6月28日の日記でご紹介したものに赤丸を追加したものです。
赤丸の付けてある右肩に黒いものが着いていますね。
左肩にはありません。
この黒いものですが、人間で言えば、怪我をして血が固まったもの。
6月28日からずっと気になっていたことですが、ひょっとすると、6月13日の発掘の時に怪我をしたのかもしれません。
可哀想なことをしたなと思っています。

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お知らせ

紫式部の容態が気懸かりですね。


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