【参考】 ナガサキアゲハとクロアゲハの幼虫の帯の模様の違い
6月12日の日記で、ナガサキアゲハらしくないし、クロアゲハとも異なる帯の模様の[背番号2010-016] [背番号2010-003] [背番号2010-004]について書きましたが、今ケースの中に居るナガサキアゲハとクロアゲハの写真を撮りましたので、帯の模様を比べてみて下さい。
2010年6月13日 [背番号2010-001]が蛹に
[参考]緑色と茶色の蛹の色の違いについては、2010年・ナガサキアゲハの飼育(19)越冬蛹編の2010年3月5日のところをご覧下さい。
2010年6月14日 [背番号2010-005] [背番号2010-007] [背番号2010-011] [背番号2010-012]が終齢に
2010年6月15日 [背番号2010-010]が前蛹に
2010年6月15日(2) [背番号2010-006] [背番号2010-008]が終齢に
2010年6月16日 [背番号2010-010]が蛹に
2010年6月17日 [背番号2010-003] [背番号2010-004][背番号2010-016]が前蛹に
糞掃除、餌追加です。
幼虫のケースの下は、カブトムシの前蛹が入れてある衣装ケースです。
写真を拡大したら、トイレットペーパーで作った人工蛹室が見えると思います。
先日のテストでは、終齢が食べる橙の葉は、1匹が1日に約4枚半。
これらは6月12日の朝終齢になっていましたので、終齢の日数は5日間。
これら3匹の幼虫は、単純計算ですが、
終齢の間に 4.5枚 X 5日 X 3匹 = 67.5枚 食べたことになります。
卵が孵化して前蛹になるまでとなると、何枚食べることになるのやら? 小さな木だったら、たちまちのうちに丸坊主になります。
ナガサキアゲハの幼虫の飼育には、餌の確保が重要なカギになります。
今朝は早目に糞掃除と餌追加をしましたが、それから30分も経たない今、ケースの中からパリパリと葉を齧る音が聞こえてきています。
2010年6月18日 [背番号2010-003] [背番号2010-004][背番号2010-016]が蛹に
2010年6月19日 [背番号2010-013]が終齢に、[背番号2010-007]が前蛹に
[背番号2010-013]
終齢になりました。孵化してから14日目です。
今頃の時期のナガサキアゲハは、孵化から羽化まで約30日間ですから、半分の峠を越えたことになります。
今までは食べる量も少なかったですが、これからはエンゲル係数が急上昇します。
お知らせ
今年(2010年)は数少ないナガサキアゲハの幼虫飼育ですが、順調(?)に育っています。
もう少ししたら、今年の第1号の羽化にもお目に掛かれそうです。
このページの前後のページもご覧下さい。