2010年9月22日(2) クロアゲハの蛹と、ナガサキアゲハの蛹の違い
クロアゲハ[背番号2010-046]の緑色の蛹と、ナガサキアゲハ[背番号2010-054]の緑色の蛹が揃いましたので並べて写真を撮っておきました。
左側が クロアゲハ[背番号2010-046]、右側がナガサキアゲハ[背番号2010-054]です。
写真を拡大してジックリと眺めて下さい。パッと見ただけでは同じように見えますが、違いが判ると思います。
2010年9月22日(3) 幼虫を2匹発見しましたが・・・
あと1週間くらいしたら越冬蛹用の飼育を始めようかなと思っていますが、卵や孵化したばかりの幼虫の様子をチェックしました。
昨日はメスが橙の木の周りを飛び回っていましたが卵は見当たりませんでした。
幼虫は大きくなったのが2匹みつかりましたが、ここまで大きくなると越冬蛹用の飼育は難しいので、この2匹は自己責任で橙の木で過ごしてもらうことにしました。
2010年9月22日(4) [背番号2010-050]が終齢
今年飼育しているナガサキアゲハの夏場の最後になる[背番号2010-050]が、9月2日の産卵から21日目に終齢になりました。
産卵から羽化まで約40日ですから、やっと半分の日数が過ぎました。
2010年9月22日(5) [背番号2010-057]の糞が異常
[背番号2010-057]はケースの壁に掴まって、コロコロした丸い糞ではなく、少し粘り気のある糞を壁に残しながら、少しずつ上に移動しています。
下痢便なら、もっと柔らかいのが一気に出てきますので、下痢便ではありません。
人間なら整腸剤ですが、幼虫用の整腸剤はありませんね。
(写真はケースの垂直面です。)
2010年9月23日 ウオシュレットが欲しい[背番号2010-057]
今朝は前蛹になっているだろうと思ってケースを覗いたら、箸には掴まっていたものの、糞がこびり付いた尻を箸から浮かせているではありませんか。
終齢になってから7日目ですから、前蛹になってもよい日です。
尻尾の方は膨らんでいますし、写真のように尻を下に垂らして、腹に力を入れているような姿。
下痢便をしようにも出てくれない状況のようです。
[背番号2010-057]には恥ずかしい思いをさせますが、尻のほうから1枚盗撮してみました。(岩国市田舎村昆虫館はアダルトサイトではありませんので、安心してご覧下さい。)
もう少し力めば出てくるようなきがしますが・・・
ナガサキアゲハ幼虫用の浣腸や、ナガサキアゲハ幼虫用のウオシュレットというものは聞いたことがありませんよね。
この状態で放置していたのでは前蛹になることは出来ないのではないかと思いますので、今日は監視の目を厳しくします。
2010年9月23日(2) [背番号2010-057]が糸を掛けましたが・・・緊急事態
昼前(11時30分)にケースの中を見たら、[背番号2010-057]は背中に糸を掛けているのですが、尻尾の先端が箸に引っ掛かっていないので宙ぶらりん。尻尾の先端からは粘い糞(?)が糸のように伸びていました。
苦しそうにもがいていましたが、少しの間だけ辛抱してもらうことにして、苦しそうな様子を動画で撮っておきました。
可哀想なのですが、こんなことにも遭遇するよとの参考として、一度は見ておいて下さい。
宙づり状態になり蛹化に失敗のナガサキアゲハ (2010/09/23)
上でご覧頂いた動画を撮影した後、直ちに背中に掛かった糸を切りました。しかし、尻尾の方は粘い糞だけでなく、糸が一緒になっていて、ツマグロヒョウモンなどの垂蛹のように垂れ下がりましたので、こちらもハサミで切って、ティッシュペーパーのベットの上に寝かせました。
が、まだ前蛹と言えるところにはなっていないので、腹這いになるのですが、足は動かなくなっていますのでゴロリゴロリとしていました。
ティッシュペーパーのベットの上に寝かせ後の動画も撮って入れておきます。
2010年9月23日(3) [背番号2010-045] [背番号2010-052]が蛹
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