2010年7月7日~7月12日 クロアゲハの食べっぷりテスト
以前、ナガサキアゲハの食べっぷりのテストを行いましたが、今回はクロアゲハのテストを行います。[背番号2010-017]は昨日終齢になったばかりで、まだ食べる量は少ないかも知れませんが、何日間か実施してみます。
———–テスト1——————
7月7日 16時
橙の葉を2枚入れました。
葉の大きさは、9.5cm X 4.5cm です。
7月8日 5時45分
夜の間に食べたのは1枚弱です。
糞は23個ありました。
7月8日 17時34分
約24時間で、約1.2枚分を食べました。
———–テスト2——————
7月8日 17時38分
食べ残しを捨てて、新しい葉を2枚入れました。
7月9日 16時52分
約23時間で、約1.8枚分食べました。
———–テスト3——————
7月9日 16時54分
終齢になって日が経つにつれて食べる量が増えていきます。
食べ残しを捨てて、新しい葉を3枚入れました。
7月10日 4時36分
朝、目が覚めたらケースの中からパリパリ音。橙の葉を一生懸命食べていました。
食べっぷりを動画で撮っておきました。
食べっぷりを見て下さい・・・クロアゲハの終齢幼虫 (2010/07/10)
7月10日 5時12分
食べた量は、13時間余りで、約1.2枚分です。
7月10日 16時28分
23時間半で、約2.3枚分食べました。
———–テスト4——————
7月10日 16時45分
今日も食べ残しを捨てて、新しい葉を3枚入れました。
7月10日 19時33分
新しい葉を入れてから3時間も経たないうちに1枚をペロリ。
7月11日 8時17分
15時間半で約2枚分食べていました。
———–テスト5——————
7月11日 12時39分
今日も食べ残しを捨てて、新しい葉を3枚入れました。
7月11日 13時03分
終齢になってから今日は5日目です。
そろそろ蛹化の準備をしておかないと、ケースの壁で蛹になるので、少し深いケースに移して、箸を4本入れました。新しく入れた葉は全く食べず、箸を入れて20分もしないうちに箸に昇り始め、居心地の良さそうな所へ陣取りました。
7月13日追記
上の7月12日12時50分の写真を撮った後、新しい葉を3枚追加しましたが、[背番号2010-017]はケースの壁にくっ付いて糸を張り巡らせていて、全く食べる気がなさそうでした。
7月13日の朝見たら、橙の葉は全く食べていなくて、次ページの日記のように、箸に掴まって前蛹になっていました。
以上でクロアゲハの食べっぷりのテストは終わることにします。
クロアゲハの終齢は1日に橙の葉で3枚、ナガサキアゲハの終齢は1日に橙の葉で4枚が確保できないと飢饉に陥る可能性があるということです。
終齢の日数は、2010年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧、2009年・幼虫・前蛹・蛹の背番号一覧(1)・(2)・(3)などのデータを参考にして下さい。
苗木を買ってきて鉢に植えたくらいでは、たちまちのうちに丸坊主になります。
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