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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ツマグロヒョウモンの飼育(16) 幼虫がハエトリグサ(食虫植物)に捕まってしまいました

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2009年9月4日(2)[背番号2009-199][背番号2009-202][背番号2009-203][背番号2009-200]が羽化

[背番号2009-199]が羽化
[背番号2009-199]の羽化に気付いた頃からツマグロヒョウモンの♂が蛹置き場の周りをチョロチョロ飛んでいましたが、[背番号2009-199]の翅が固まって飛び立った瞬間に、近くを飛んでいた♂が間髪入れずに交尾へ。待っていたのでしょうね。アッと言う間の出来事でした。
庭の隅の木まで飛んで行きましたのでデジカメを持って追っかけて行って撮影。
しかし、この♂は若い♀に嫌われて交尾失敗。[背番号2009-199]に逃げられてしまいました。
P20090904-P1010688-2


残念ながら失敗でした・・・ツマグロヒョウモンの交尾(2009/09/04-09/05)


[背番号2009-202]が羽化
P20090904-P1010693-2 P20090904-P1010732-2


[背番号2009-203]が羽化
P20090904-P1010691-2 P20090904-P1010746-2


[背番号2009-200]が羽化
P20090904-P1010630-2 P20090904-P1010707-2
羽化した写真を撮り忘れていましたので、羽化の兆候がハッキリと現れた蛹をご覧下さい。
この黒っぽい翅の部分は♀の証です。(♂は、 [背番号2009-202]の蛹をご覧下さい。)

2009年9月5日  [背番号2009-226][背番号2009-227][背番号2009-228][背番号2009-229]が蛹

写真は、左上から[背番号2009-226][背番号2009-227][背番号2009-228][背番号2009-229]です。
P20090905-P1010829-2 P20090905-P1010805-2 P20090905-P1010807-2 P20090905-P1010832-2

2009年9月5日(2) 自己責任組の晩餐会

幼虫仲間の間に、スミレがあるとの噂が流れているのか、完全に丸坊主のスミレの鉢、プランターに、次から次に幼虫が姿を現します。
今日の夕方で、10匹を超えたような気がします。
P20090905-P1010814

2009年9月9日 哀れなツマグロヒョウモンの幼虫たち

9月3日に持ち帰ったスミレを食べ尽くされてからは、ツマグロヒョウモンの幼虫が居そうな所を通る時は、見て見ぬふりをして無視することにしていますが、やはり気になるものですよ。


今朝は夏に咲いた花のプランターを裏へ運んだりして庭を何度も往復しましたが、運び終わってから下を見ながら歩いていたら、ツマグロヒョウモンの幼虫が1匹、寝転がっているではありませんか。恐竜のような足で踏みつけられなくて良かったですよ。
しかし、交通事故に遭う危険性のある所へ寝転ぶとは、江戸時代の大名行列の殿様の籠の前に飛び出しての直訴のようですね。
P20090909-P1020050-2


クモの網に引っ掛かってしまったのが1匹。
写真を拡大してみて下さい。左の方の向こう側にクモが隠れています。(クモの足が見えますよ。)
右の方は糸を巻かれています。
P20090909-P1020058-2


[2009/09/10追記]
完全にクモの餌食になりました。
クモの足が見えています。
P20090910-P1020101-2


ロッククライミングの練習中です。
隣の庭までは、石垣とブロック塀を乗り越えて、延べ5m以上はあります。
P20090909-P1020059


どこをみても枯れ葉です。緑色のスミレは見当たりません。
P20090909-P1020060


腹立ち紛れに、ジャングルジム遊び。
なにしろ犬と猫の糞害に困り果てていますので、100円ショップで、猫へのイヤガラセ用として買ったものですが、ツマグロヒョウモンの幼虫の遊具になっています。
P20090909-P1020061


スミレが無いので諦め気味なのか、ヤケクソなのか、アジサイの葉に掴まっていました。この写真を撮ってから約2時間後に見たら、まだ同じ位置に居ました。
[2009/09/10追記]
朝見たらコンクリートの上で青息吐息。スミレの葉が2枚残っていたハイビスカスの鉢へ引越しさせておきました。
P20090909-P1020077

2009年9月10日 [背番号2009-217]が羽化

夕方、ヒラヒラする蛹があるが・・・と、近づいてみたら、羽化していて、蛻(もぬけ)の殻でした。

2009年9月13日 [背番号2009-224]が羽化

P20090913-P1020266-2

2009年9月13日(2) アオムシコバチの被害でしょうね・・・死亡宣告

蛹置き場には、ツマグロヒョウモンの蛹が並んでいますが、蛹化後14日、15日が過ぎているのに羽化しない蛹があります。
[背番号2009-206]・・・蛹化08/29・・・蛹化後15日
[背番号2009-207]・・・蛹化08/29・・・蛹化後15日
[背番号2009-212]・・・蛹化08/30・・・蛹化後14日
8月25日以降に蛹化した蛹は、アオムシコバチ対策期間中の室内取り込みはせずに、庭の蛹置き場に置いたままにしてあります。
当然のことですが、蛹にアオムシコバチが纏わりついているのは何度も見かけています。


今日は、 [背番号2009-206][背番号2009-207][背番号2009-212]の蛹を太陽の光で透かしてみました。この写真は[背番号2009-212]ですが、明るい茶色の部分が空洞になっています。[背番号2009-206][背番号2009-207]も同じように空洞になっていました。
アオムシコバチにやられたのは間違いなさそうなので、焼却用のゴミ袋に入れました。
P20090913-P1020274-2


この写真は9月4日に撮ったものですが、この日の前後はアオムシコバチが湧き出たような感じでツマグロヒョウモンの蛹に纏わりついていました。
この他にも、アオムシコバチの被害に遭った蛹が、いくつかあると思います。
P20090904-P1010765-2

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