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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ルリタテハの飼育(13) ルリタテハもヤドリバエの被害に遭います

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●このページは、前ページからの続きです

2012年10月7日 2匹羽化

10月5日、6日、7日の3日間で、物干し竿に吊るした7匹全てが羽化しました。
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ユリの残骸に残っている幼虫は3匹です。

2012年10月7日 ユリの残骸に残っている幼虫の1匹が前蛹に

ユリの残骸に残っている幼虫、3匹のうち1匹が前蛹になりました。
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物干し竿に吊るしておきました。
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日増しに冷え込んできていますが、残った2匹の幼虫は元気です。
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2012年10月8日 昨日の1匹は蛹になりました

昨日物干し竿に吊るした1匹は蛹になりました。
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2012年10月12日 前蛹2匹を、ユリの残骸から物干し竿へ

ユリの残骸に残っていた2匹の幼虫が前蛹になっていました。
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ネットを取り外して、ユリの葉を切り取り、前蛹を物干し竿へ取り付けました。

2012年10月12日 風で物干し竿が落下して、前蛹が糸から外れました

前蛹2匹を物干し竿に取り付けた後、エアコンの屋外機の上に置いていたのですが、夕方、少し強めの風が吹き、物干し台が約1mくらい下の芝生の上に落下。
前蛹2匹のうち1匹が、尻尾が糸から外れて転がっていました。


直ちに救出。
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芝生の上でしたから傷はないので、クシャクシャのティッシュの上に寝かせておきました。
垂蛹を寝かせておいて脱皮ができるかなあと心配はしましたが、何年か前、ツマグロヒョウモンがケースの底へ落下した状態で何匹も脱皮していましたので、試みてみることにしました。
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2012年10月13日 ティッシュのベッドの上の前蛹は黒っぽくなってきました

12日に物干し竿に取り付けた2匹の前蛹ですが、物干し竿に吊り下がった1匹は蛹になりました。
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クシャクシャのティッシュのベッドの上に寝かせた1匹は、尻尾側が黒ずんできました。
死んでしまうのでしょうか?
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2012年10月14日 絶望的です

尻尾が外れてベッドに寝ている前蛹ですが、体の2/3は黒くなってきました。
絶望的です
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2012年10月17日 オバケが出てきました・・・ヤドリバエの被害です

10月13日に紹介しました色が黒めの蛹ですが、夕方、なんとなく見ていたら尻尾に近い辺りに何か異物が付いているように見えるではありませんか!
異物は動いています。


蛹の殻から少しずつ出てきて、鉢の受け皿に落下。
ハエのウジ!
今までに被害に遭ったウジは白かったですが、このウジは茶色。
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蛹にはウジが出てきた口が開いています。
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このウジと蛹は袋に入れて、「シュッコロリン」を吹き付けて封をして、焼却用のゴミ袋へ入れました。

2012年10月20日 最後の1匹が羽化しました

物干し竿に吊るしていたルリタテハの蛹ですが、最後の1匹が羽化しました。
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お知らせ

今年、2012年も僅かな期間でしたがルリタテハの幼虫と付き合いました。
ユリが植えてある庭はあちらこちらで見かけますが、我が家のように、来年用の球根は育たないかとケチに根性丸出しで、花後の残骸を残してある庭は見かけません。
ホトトギスにも産卵してくれますが、ユリの残骸のほうが背が高くて、数も多いので、食草を探して産卵するのはユリの残骸のほうが多いようです。
ルリタテハは成虫で越冬するとのことですが、垂れ下がって越冬している姿を見てみたいものです。
続きは、来年のシーズンまで倒れることがなければ、次ページを作成して書くことにします。


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アゲハなどの幼虫を飼育してから何年か経ちましたが、幼虫の食草である柑橘類なども害虫(柑橘類の農家の方にとってはアゲハの幼虫も害虫でしょうが・・・)だらけの状況です。 一番大きな、30年は超えたと思う橙の木も、年々弱っていくような気がしますの...
ルリタテハの飼育(14) 幼虫の食草は、ホトトギスの葉、ユリの葉などです
2013年8月31日 ユリの残骸にルリタテハ ユリの花が咲き終わった残骸に、ルリタテハがやって来ました。 しかし、今年のユリは早く枯れたので、ルリタテハの幼虫にはお目に掛かれないかもしれません。 2013年9月25日 ルリタテハの幼虫を発見...