2010年7月27日(2) 風来坊を誘惑する今年のゼリー?
7月22日から訪れて来ている風来坊は今朝で6日目、12匹になりました。
今まで毎年のように風来坊は来ていましたが、1匹か、多くても2匹。岩国市自体が田舎ですから、岩国市田舎村昆虫館が田舎の真ん中にあることは納得させられましたが、毎日のように来るのは田舎だけではないと思います。
もう一つ考えられるのは餌であるゼリー。
昨年までは50個入り1袋298円のフルーツの香りがするゼリーでしたが、今年は50個入り1袋298円の黒糖の香りがするゼリー。
このゼリーの匂いは強烈ですから、嗅覚の鋭い(?)カブトムシは遠くからでも飛んでくるのだろうと思います。
このゼリーは財政破綻対策として探してきた24個入り1袋105円のゼリー。袋に黒糖と書いてありますので、黒糖の香りがするのでしょうね。
餌(ゼリー)不足にしないように
成虫を飼育しておられる状態をみますと、「見た時に、餌が無くなっていたから入れてやった」とのことが殆どです。と言うことは、餌が無くなってから見た時まで、どれくらい時間が経っているかは判りませんし、カブトムシは空腹のために目が回っているかもしれません。
カブトムシは餌を多く与えても食べ過ぎることはありません。
餌皿の中が空にならないように、余裕をもって追加してやってください。
餌(ゼリー)補充の要領
1.餌皿は、飼育している成虫の数だけゼリーが入るように準備して下さい。
・1匹が1日にゼリーを約1個食べますので、1日1回の餌補充とすると、
1日に成虫の数と同じだけのゼリーを入れておいてやらなければなりません。
2.ゼリーは毎日夕方入れ替え、または追加してやって下さい。
・カブトムシは夜に活動しますので、餌の補充は夕方が最適です。
・餌皿は糞尿で汚れているし、ゼリーを入れる穴には糞尿が溜まっていますので、
餌の補充の時に洗ってやって下さい。
・食べ残しているゼリーは洗って、再度餌皿へ入れてもけっこうです。
3.夕方入れ替えたゼリーは翌朝必ず点検して下さい。
・翌朝点検してみて、残っていなかったら餌不足です。
翌朝、必ず残っているように十分に与えて下さい。
4.ゼリーは不足しないようにストックしておきましょう。
・カブトムシのシーズン初めには、どこのホームセンターなどにも安価なゼリーが
豊富にありますが、シーズン半ばには品切れになります。
買い過ぎて残った場合は、捨てずに来年も使ってください。
殆どのゼリーの賞味期限は、製造から2年先です。
5.判りきったことですが、ついでに
・スイカなど、水分の多いものでは長生きは出来ません。小遣いが減るかもしれませんが、
専用のゼリーを買って食べさせてやって下さい。
餌(ゼリー)を与えすぎて、食べ過ぎで死ぬようなことはありません。
餌(ゼリー)不足で餓死することがないようにして下さい。
2010年7月27日(3) 成虫の飼育場の様子
2010年7月27日朝現在の飼育場の様子です。
①・・・衣装ケースです。
②・・・衣装ケースの蓋ではケース内の温度が高くなるので、\100ショップの材料で木枠を作り、網戸用の網を張りました。(注意:網とマット上面の間が狭いと、カブトムシが網に掴まり、網を破って逃げ出します。)
③・・・7月26日に2匹が潜んでいた金属破砕ゴミを入れているダンボール箱です。
④・・・飼育箱(大)。我が家の居残り、オス1匹とメス1匹が入っています。
⑤・・・\100ショップの100円のケースです。7月26日の4匹の仮住まいです。
⑥・・・飼育箱(中)。今朝の2匹の仮住まいです。
2010年7月27日(4) 引越しさせました
今朝は、カブトムシの成虫の無料配布をお願いしている写真屋さんへ様子を見に行ったら、売れ行きが良くないようなので、風来坊を含めて25匹を我が家で養う覚悟を決めました。
食費の予算は不足ですが、政府の真似をして国債を乱発するわけにはいかないので、本HPの広告費で賄うことにしました。
このような訳で、上の写真の④⑤⑥のケースを、一つの衣装ケースへまとめました。
④の飼育箱(大)には7月16日に交尾したカップルが入れてありましたが、白い米粒のような卵が現れました。
卵は乾くとダメになりますので、その上にマットを10リットル追加し、水分をタップリと補給して、上から軽く押さえておきました。
今日から衣装ケース2つに25匹。
今日の夕方の餌補給では、ゼリーを17個入れました。(もっと多く入れたいのですが、餌皿が足りません。)
2010年7月28日 「ワーーッ!大変」、今朝はオスが1匹
今朝は4時起き。部屋の灯りを点けたらナガサキアゲハが糸掛け用の糸作りの真っ最中。
糸掛けの動画撮影が終わってからカブトムシの飼育場へ行きました。
何処からともなくやってくるカブトムシ。今朝はオスが1匹。
今朝は、衣装ケースの蓋の網戸に掴まっていました。餌の匂いが誘惑の元です。
餌皿の上に乗せたら、「待ってました」とばかりに、しがみついて食べ始めました。
今日で連続7日間です。
2010年7月28日現在の住民登録兜数は、オス13匹、メス13匹、計26匹です。
我が兜帝国は少子化対策が功を奏して人口が倍増しました。
某日本国にも、少子化担当相とかの血税ムダ遣いの役立たず大臣が居座っていますが、「対策」を抜きにして少子化を推し進めることしか能がありませんので効果はありません。
次の内閣では、少子化担当相を罷免して、少子化対策担当相を置くべきだと思いますが。
2010年7月28日(2) 岩国市田舎村昆虫館からのお知らせ
岩国市田舎村昆虫館からのお知らせ
今年は、今朝で連続7日間の風来坊の来訪。
今年の成虫飼育スタート時のメス8匹でも多過ぎると思っていたのですが、今のメスは13匹。
たとえば、1匹のメスが産卵した卵が20個ずつ孵化したとすると260匹の幼虫を飼育することになります。
これくらいの数なら飼育も可能ですが、出来れば皆さんに幼虫から飼育して、蛹化や羽化を観察してもらって、生命の神秘を味わってもらいたいと思いまして、今年は年末までに、希望者へ幼虫を差し上げようかと思っています。
もちろん幼虫は無料ですが、少しだけ条件があります。
現在のところ何匹の幼虫が掘り出せるか判りませんので、詳しいことは掘り出した時点でお知らせします。
(数が多ければ宅配便で送ることも考えますが、希望者はあるのでしょうかね?)
2010年7月29日 訃報・・・オスが1匹永眠です
昨日の夕方、異変に気付いたのですが、オスが1匹死んでいました。
餓死ではないと思いますが、死因は何でしょうかね?
2010年7月29日現在の住民登録兜数は、オス12匹、メス13匹、計25匹です。
2010年7月31日 続:「大変!大変!」
29日、30日の2日間、音沙汰ありませんでしたが、今朝は、「衣装ケースが置いてある近くの窓の付近から怪しい音がする」との連絡があり。
5時前で暗かったので懐中電灯を持って出てみたら、頭上からダンボールの面を引っ掻くような音。
昨日、99円のハイビスカスの鉢植えを3鉢買った時に入れて帰ったダンボールの中にメスが1匹。
前へ進もうとして、後ろ足を動かしているのですが、ダンボールの表面がツルツルで、滑ってしまって進めない状態でした。
もちろんですが、直ちに衣装ケース内の餌皿の上に乗せてやりました。
皆さんも試してみて下さい
今年は今日でオス8匹、メス6匹、計14匹の成虫が、どこからか判りませんが飼育用の衣装ケースの近くへ来ています。何年間かカブトムシを飼育し続けていますが、今年のように多くきたことはありません。これまでと、今年の違いから考えてみました。
今年は手遅れかもしれませんが、クヌギなどの雑木(林)が近くにある方は以下のことを試してみて下さい。
1.飼育箱は屋外に置く。
2.餌のゼリーは黒砂糖系の匂いの強いものを使用する。
3.飼育箱の蓋は餌の匂いが放出できるように穴があいていること。
防虫シートなどは匂いが放出されにくいので使用しない。
4.飼育箱の周辺には、餌は食べることができる状態では置かない。
食べたら、夜が明ける前に飛んで逃げます。(見せびらかすだけです。)
ただし、捕らえたら直ちに餌を食べさせること。
5.飼育箱の近くには、内側の表面がツルツルのダンボール箱(蓋がないもの)を置く。
できれば、ダンボールの底に、ゼリーの水分だけを塗り付けておく。
騙して申し訳ないが、匂いを嗅がせるだけです。
6.毎朝、夜明け前に、飼育箱周辺やダンボール箱の中を点検。
夜が明けると飛んで逃げます。
どこかに潜り込んでいることがあるので、音にも注意。
7.以上は、家で飼育している場合のことで書きましたが、近くに雑木(林)があれば、その場所で同じ要領でやれば、カブトムシの採集は出来るはずです。
思いつきですが、ダメモトで、以上のようなことを試してみて下さい。
2010年7月31日(2) 続々:「大変!大変!」
上の緑色の枠内の文章を書いていたら、「何か、まだ怪しい物音がする。アルミサッシの窓枠からカリカリと音が聞こえる」との、今朝2回目の通報。
現場へ急行しましたが、音が聞こえたという窓枠の下あたりには何も居ません。
絶対に居るはずだとの執念で探したら、窓枠の上のほうを小さなオスが歩いていました。
風来坊は何時までやって来るのか判りませんが、今日でオス9匹、メス6匹、計15匹ですよ!
2010年7月31日(3) オスを3匹、近所へ養子に出しました
食い扶持を減らすためと、子孫を残すために頑張った(?)のですがもう少し頑張ってもらおうと思って、オスを3匹近所へ養子にだしました。
2010年7月31日(4) 訃報・・・オスが1匹先立ちました
少しばかり寿命が短いかなと思いますが、オスが1匹永眠です。
2010年7月31日現在の住民登録兜数は、オス9匹、メス14匹、計23匹(死亡はオス2匹、養子はオス3匹)です。
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