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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

カブトムシの飼育(41) 幼虫・越冬・糞掃除・ペットボトル・人工蛹室・羽化

●このページは、前ページからの続きです

2012年7月3日 蛹室からマットの上に出てきました

今年の繁殖のために、我が家への残留組が入れてあるケースのマットに穴が開いており、蛹室の中を覗いてみたら♂がうずくまっていました。
今年の第1号。♂が蛹室に穴をあけてマットの上に出てきて、再び潜ってしまったのですね。・・・写真は穴の奥のカブトムシがピンボケです。)

他のケースを見たら、ケースの外から見える所は全て羽化しているようなので、思いきって全てを掘り出してみることにしました。

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先ず最初に掘り出したのは♂ばかりのつもりで7匹の幼虫を入れた「飼育箱(中)」

7匹全てが♂で、元気そのものでした。
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次に掘り返したのが♀ばかりのつもりで5匹の幼虫を入れた「飼育箱(小)」

予定通り5匹全てが♀で、元気でした。
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次に掘り返したのが♀ばかりのつもりで3匹の幼虫を入れた「ケース(小)」

♀が2匹までは出てきたのですが、誠に不思議なことに3匹目が見当たりません。
神隠しに遭ったのか?某テポドンの国の工作員に拉致されたのか?
死骸は見当たりません。
3齢幼虫は共食いすることはないはずですし、万一、想定外の異変が起こり共食いしたとしたら顎の部分は残っているはずですが・・・
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1匹行方不明の原因を考えてみたのですが、2005年の軽い脳梗塞の後遺症が現れて、私の頭の脳味噌が腐って、ボケが出てきたのだろうと諦めることにしました。

😀 元祖・田舎村の近況 (4) 2005年 脳梗塞体験記(眼球が動かない動眼神経の障害、軽い脳梗塞で脳味噌が腐る寸前、続いて顔面神経麻痺)
片側の眼球が動かない動眼神経の障害、軽い脳梗塞で脳味噌が腐る寸前、続いて顔面神経麻痺 脳梗塞+顔面神経麻痺の体験日記 このページは元祖・田舎村の近況(3)の別冊、「片側の眼球が動かない動眼神経の障害、軽い脳梗塞で脳味噌が腐る寸前、続いて顔面

上の2012年6月17日の日記で紹介しました2匹の蛹ですが、角が真っ直ぐのほうが真っ黒になって、死んでしまいました。蛹の中が腐っているのでしょうね?

死んだ蛹は処分しました。

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次に、里子用に3匹入れた「2Lのペットボトル」で、行き先のない3匹ですが、他のケースより蛹化が遅かったので、今日の掘り出しは中止しました。


最後に4匹を入れていた「アゲハの幼虫の飼育ケース」の掘り出しですが、2匹は人工蛹室に入っているので、マットの中からは2匹が出てくるはずです。

最初に出てきたのは立派な角の♂の蛹。
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写真を撮った後は、トイレットペーパーの芯を利用した簡易型の人工蛹室へ入れました。
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次は最後の1匹です。
ケースの底を掘っていたら、なんと小さくて可愛い♂が出てきました。

左下が超小型の♂です。右上は「飼育箱(中)」の中の1匹です。
どこかで、超小型の♀を探してやらなければなりませんね。
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掘り出した結果は、下記の通りです。

ケース 入れた数 出てきた数 備考
オス♂ メス♀
飼育箱(中) 7匹
飼育箱(小) 5匹
ケース(小) 3匹 1匹行方不明*1
2Lのペットボトル 3匹 *2 *2
アゲハの幼虫の飼育ケース 4匹 *3
蛹2
1匹死亡*4

*1 ・・・ 死骸なし。逃走した形跡なし。某北国の工作員による拉致か?
*2 ・・・ ペットボトルの中は蛹化が遅かったので、掘り出していない。
*3 ・・・ カナブンより少し大きい極小の幼虫が羽化。
*4 ・・・ 10日くらい前から黒くなっていたが、蛹の中が腐っていたようなので廃棄。


掘り出した後は、♂と♀をマットを多目に入れた別々のケースへ入れ、昆虫用のゼリーを入れておきました。
羽化後の休眠が終わったらゼリーを食べることでしょう。

全てが食べ始めた頃をみはらかって♂と♀をカップルにします。

2012年7月6日 3匹入ったペットボトルを掘り返しました

里子用に作った「2Lのペットボトル」で売れ残りの1本ですが、中で羽化した成虫が「カリカリ」とペットボトルを引っ掻くような音をさせるので、蛹室を壊してみました。
※写真のペットボトルの中のマットは少ない(半分以下)ですが、掘り出すために蛹室部分まで取り除いたためです。取り除く前は、ガムテープで貼った切れ目までマットを入れていました。

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立派な角を持った♂が1匹と、超美人の♀が2匹出てきました。

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掘り出すときに3匹が入った蛹室の状態を見たのですが、
「2Lのペットボトル」では、「♂2匹」、「♂1匹+♀2匹」、「♀3匹」が限度のようです。
「♂2匹+♀1匹」では窮屈「♂3匹」は無理だと思って下さい。

ペットボトルへ入れる時点で、♂と♀を見分けなければなりませんが、これには方法があります。
日記の中の何処かへ書いたと思いますが、幼虫の尻のほうにあるVマークです。
しかしVマークを見ようとすると、幼虫は力強く体を丸めているため、体を伸ばすのは至難の山。

私は簡易的ですが、ペットボトルへ入れる5月のGW時点で、「体の大きいのが♂の確立が高い」、また「体の小さいのが♀の確立が高い」ような気がするので、感を頼りに分けています。
「大きい」「小さい」の境目ですが、鉢の受け皿に山盛りした幼虫を目で見ながら、適当に選んでいます。
この方法でも、80%異常は当たっていますよ。

2012年は・・・

最終的に、2012年は、下記の表のごとく、♂9匹+♀9匹=計18匹で来年用の産卵に頑張ってもらうこしにします。

ケース 入れた数 出てきた数 備考
オス♂ メス♀
飼育箱(中) 7匹
飼育箱(小) 5匹
ケース(小) 3匹 1匹行方不明*1
2Lのペットボトル 3匹
アゲハの幼虫の飼育ケース 4匹
*3
1匹死亡*4
1匹羽化失敗
繁殖用 + 1*3

*1 ・・・ 死骸なし。逃走した形跡なし。某北国の工作員による拉致か?
*2 ・・・ ペットボトルの中は蛹化が遅かったので、掘り出していない。
*3 ・・・ カナブンより少し大きい極小の幼虫が羽化。
*4 ・・・ 10日くらい前から黒くなっていたが、蛹の中が腐っていたようなので廃棄。

2012年7月8日 人工蛹室の♂が羽化しました

最後の1匹、人工蛹室の中の♂が羽化しました。
今年は、♂9匹(+1匹)、♀9匹の成虫を飼育します。

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お知らせ

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