ツマグロヒョウモンの飼育(6) 羽化の予兆が判るようになりました

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2007年9月21日

次から次と湧き出てくるツマグロヒョウモン幼虫

今年は庭への殺虫剤の散布を殆どしていないので、幼虫達の天下。
それに、8月にはあれだけの数のツマグロヒョウモンが飛び立ったのですから、油断していたら踏みつけそうになるのも無理もありません。


裏の隠し財産のスミレも侘しさを感じるようになりましたので、
久しぶりにスミレ探しに出掛けました。

今まで行っていた所は雑草が刈り取られ、スミレも一緒に無くなっていました。
何処かにないものかと探しながら自転車で走っていたら目の前にツマグロヒョウモンのメスが登場。これは、近くにスミレがある証拠だと、自転車も軽々と走り始めました。(ツマグロヒョウモンと思ったのですが違うようです。)

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!!!

写真を撮るときから気付いていたのですが羽根の模様がツマグロヒョウモンとは異なります。
私の安物のポケット図鑑によると、ヒメアカタテハ(姫赤立翅)らしく見えます。

あれこれ調べてみると、ヒメアカタテハは、「日本中どこにでもいるありふれた蝶であるが、個体数は少ない」とのこと。

このような蝶が米軍岩国基地の戦闘機の轟音の中で生き抜いているとなると、大の人間が「轟音でテレビの音が聞こえないからNHKの受信料を負けろ」と言うのは恥ずかしいことでしょうね。

餌は「ヨモギ」らしいですが、次回のスミレ探しの時に、この写真を撮った周辺を捜索してみることにします。

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スミレの新しい場所を探し当てました。
90%は根が付いたまま取ってきましたので鉢植えにしておきました。

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スミレの山に喜んで、庭の片隅からメスが出てきて出迎えてくれました。

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またまた8月のような状態になりました。・・・が、今回は少ないですよ。
スミレを取りに行くと根の無いものも多く、これを食べさせるためには飼育箱を使わざるを得ません。
8月の時より一回り小さい飼育箱。15匹くらいぶら下がりそうです。

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飼育箱の蓋で蛹になったのはよいのですが、後釜の幼虫が歩き回るので、触られるたびにブルブルと身体を震わせていたら尻の命綱が切れて墜落してしまいました。
我が家には生糸が無いため、木綿糸を木工ボンドで尻に付けました。
尻の先端に接着剤を付けると、死んでしまうような気配がするので、少しズレた所にしました。
その後、糸を物干し竿に、セロープで付けました。

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2007年9月22日

地球が燃え尽きるような暑さが続いていますね。
長くて暑い夏を惜しんで、今日はセミが鳴いていました。超異常ですよ。

20日くらいから毎日のようにツマグロヒョウモンが庭にやってきます。
丸坊主になったスミレの近くにも産卵。緑の葉が茂ることを知っているんですよ。

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2007年9月23日 羽化ですが・・・

先ず最初に数字をご覧下さい。
上側は時刻(時:分:秒)下側は一番左の時刻からの経過時間(分:秒間)です。

この記事のテーブル(表の枠)内に挿入されている写真は、クリックすることにより拡大できます。

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06:51:1006:52:3206:54:0606:55:44
01:222:563:34
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06:57:2206:57:34
6:126:24

一番左の写真は、羽化に気付いて撮ったもの。一番右の写真は6分24秒後。

通常なら、殻が破れたらパッと出てくるのに、あまりにも時間が掛かり過ぎですよね。
それでは写真を拡大してみて下さい。右の羽根が異常です。

羽化が始まってから時間が掛かり過ぎて殻から出られなかったため羽根が異常になったのか?
蛹の時に、何らかの原因で右側の羽根が形成されなかったのか?
それとも他の何かが???

今思い出しました。最初の2分間くらいは身体を前後、左右に激しく振っていましたので大きな尻が抜けなかったのでしょうか?


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06:58:3006:59:4407:02:3207:05:56
7:208:3411:2214:46
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07:14:3007:17:36
23:2026:26

何とか目が出てきましたが、足を動かしません。

足の部分の殻はグラグラしてきましたので、手伝って取り除きました。

触角は伸びました。

通常なら殻から出て、殻に掴まろうとして足を動かしますが、動かす気配はありません。

羽化失敗です。

2007年9月24日

2007/09/24現在ですが、飼育箱の蓋に18匹垂れ下がっています。

さらに、飼育箱の蓋から墜落した1匹も物干し竿にぶら下がっています。

これ以降は、鉢に植えたスミレの葉で食料は賄えますので、幼虫たちの思うままに任せることにします。
また、この飼育箱の蓋の蛹については、蛹の思うままに任せ、好き勝手に羽化して飛んで行ってもらうことにします。
但し、任せると言っても自民党の丸投げ政権とは違います。

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丸坊主になったスミレの茎に掴まって、途方に暮れていた幼虫は葉の茂ったスミレの鉢へ運びました。

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2007年9月26日

橙の木の下にスミレとパセリ。 食料たっぷり。 蝶の楽園です。

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羽化だと思ったら、失敗していました。

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隠し子ならぬ隠し蛹が3匹。

週刊誌などに尻尾を捕まれますと、詳しい説明をしなければならなくなりますので、発覚するまえに、自民党の政治と金問題のチョロマカシを真似て、岩国市田舎村昆虫館の財産蛹の数を訂正します。訂正さえしておけば大臣を辞める必要はないらしいですね。
まあ、説明責任があるとはいえ、訳の判らない説明をするよりは、簡単に自白することにします。

簡単に言えば、実験用です。実験と言っても、解剖とかするものではありません。
この3匹は、掲示板で教わったツマグロヒョウモンの羽化の予兆を自分の眼で確認して納得するためのものです。

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