2008年7月26日 事故死?
橙の木の下です。
昨日の夕方の水撒きの時には無かったですから、今朝までの間の事件です。
尻に近い方が黒くなっていますが、熱帯夜が続いていますので、暑さ続きのために力尽きて落下したのでしょうか?それとも、昨日の夕方から蛹になる場所探しで歩く途中で行き倒れでしょうか?
いずれにしても目撃者がありませんので迷宮入りの事件です。
2008年7月26日(2) 蛹を発見
昼前にカブトムシの食事の支度をしていて、自転車の向こうの壁のモルタルに蛹が・・・・蛹の色は黒っぽいです。多分、昨日くらいに蛹になったような気がします。
この場所は橙の木から約10mの位置。我が家の周りには、柑橘類や山椒の木などはありませんから、10mの遠足だと思われます。
ところで、上の写真は7月24日の午前中に撮ったものですが、午後には見当たらなくなりました。上の蛹になったのではないかと思われますが、証拠がありません。
幼虫にマジックで識別の番号を書くわけにもいきませんよね。
2008年7月29日~8月1日 パセリにナミアゲハ [背番号2008-⑭]
チョッと油断していたら、パセリにキアゲハの幼虫が鈴なりになっていました。
パセリが良く茂った所へ強制引越しさせた後に点検していたら、パセリの根元にナミアゲハの幼虫! 終齢幼虫ですが痩せ細っています。
この場所は橙の木から約5mの距離。誤って橙の木から落ちてしまい、橙の木の位置が判らなくなりパセリに掴まっていたのでしょうか?
写真はコンクリートの上に横たわっているように見えますが、写真を撮ろうとしたらパセリから離れてしまい、ゴロンと転げてしまいました。スタミナ切れかもしれません。
救助用の割り箸を差し出して掴まらせ、この箸を橙の木にセロテープで貼り付けました。
10分くらいしてから見たら、橙の木に乗り移ろうとしていました。
明日は元気になっていることと思います。
2008年7月30日朝
朝、様子を見に行ったら、幼虫は影も形も見えません。残っているのは箸だけ。
昨日はスタミナ切れのようだったので地面へ墜落したのかなと思って探しましたが見つかりません。庭を歩いている時に足で踏み付けなければよいがと思いながら、キアゲハの幼虫の数確認を始めたら、パセリに昨日の幼虫!
橙の木から墜落してしまったのか?自分で橙の木を降りてきたのか?
いずれにしてもパセリでは大きくなれませんのでもう一度橙の木に戻してみることにしました。
2008年7月30日夕
午後は強烈な雷。雨はさほど強くはなかったのですが、雷の音に驚いて落ちていないか(?)確かめに行きました。
朝戻した所には姿が見えません。またパセリに戻ったのかなと下を見たら、居ましたよ!
またまた割り箸を差し伸べて救出し、橙の木の葉へ乗せておきました。
2008年7月31日朝
今朝見て、落ちていたり、パセリに戻っていたら今後の面倒は一切みないと腹を決めて行ってみたら、居座っていました。
近づいた途端に可愛い糞をコロリ。葉も齧っているようですから元気になってくれることと思います。まだ痩せ細っていますが、もう少ししたら肥ることでしょう。
2008年7月31日夕方
雨は僅かでしたが今日の午後も雷がゴロゴロ転げていました。
念のために夕方様子を見に行ったら、幼虫が見当たりません。柔らかくて新鮮で無農薬の橙の木の葉を食べて元気を取り戻して、木の上の方へ登ったのだろうと安心しながら足元を見たら、枯れた芝生に幼虫が掴まって助けを呼んでいるではありませんか。
暗くなりかけていたので写真はピンボケのためにお見せできませんが、ナガサキアゲハらしき幼虫がくっ付いた枝と一緒に飼育箱の中に保護しました。
これで明日の朝からは捜索の手間が省けますが、飼育箱へ入れる時に幼虫に触ってしまっても、オレンジ色の角と匂いを出さなかったのが心配です。
明日の朝までに葉を齧ってくれればよいのですが・・・・
2008年8月1日朝
朝、飼育箱の中の様子を見たら、橙の木の葉を半分くらい食べていました。
葉の付け根には糞が山盛り。胃腸は快調。よく食べ、よく出して元気を取り戻してくれることに期待しましょう。 但し、橙の木に戻すと墜落の恐れがありますので、このまま飼育箱の中で面倒をみることにして、[背番号2008-⑭]と命名します。
2008年8月1日夕
元気、元気! 元気を取り戻しました。
橙の木の葉を1枚食べ終わりましたよ。
お知らせ
[背番号2008-⑭]の様子の続きは次ページでお知らせします。
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