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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(5) 赤い臭角・付き纏うアオムシコバチに怒る

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2008年9月8日 前蛹の支度中でしょうか?・・・[背番号2008-62]

朝見たら、ケースの底に座っていました。体が少し縮んでいましたが下痢便は見当たりません。
見たところでは前蛹になる支度中だと判断し、橙の枝に掴まらせようとしましたが掴まってくれません。枝を水平にして乗せて、しっかり掴んだと思われる頃に枝を立てたらスッテンコロリン。何回試みても落ちてしまいます。スタミナも殆どゼロ、足も吸い付かないようです。
昨日はケースの壁にくっ付いていましたが、落ちてしまってから登れなくなったのでしょうか?
このような状態では糸を掛けたりするのは不可能と思われますので、寝転んだままで前蛹になってもらうことにします。
それにしても気になるのは、体のあちらこちらの黒い斑点です。今までに見たことがありません。何か不吉な予感がしないでもありません。

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2008年9月8日(2) まもなく前蛹・・・[背番号2008-62]

夕方ですが、下痢便がチョロッとだけ確認できました。この姿では、もう一息で完全な前蛹ですね。
ケースの中を掃除して、中を乾燥させてから寝かせておきました。

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2008年9月9日 前蛹ですが・・・・・・[背番号2008-62]

朝見たら、前蛹になっていました。
しかし、米海兵隊員の夏の迷彩服のような色と模様。奇妙な色です。
皮はグワグワになっていて、脱皮できる状態ですが、皮の裂け目は見当たりません。
体の中で異常事態が発生しているのかもしれませんね。

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2008年9月10日 ナガサキは難しいです・・・[背番号2008-62]

ご愁傷様でした。ダメでした。大地へ戻してやりました。
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ナガサキアゲハは難しいですね。
今年はこれで3匹目ですが、羽化させることが出来ません。
ナミアゲハと一緒に幼虫飼育していた時は、ナガサキアゲハとは判らないまま黒いアゲハが羽化したと喜んでいたものですが・・・今年は少し過保護過ぎるんでしょうか?
それにしても今年の暑さは異常です。今日は室内でも34℃。直射日光の当たる庭は燃えるような暑さです。

2008年9月10日(2) [背番号2008-62]の告別式

葬儀委員長の推薦により、下のナガサキ12面相から選びましたが、口元を見ていると、政権を放り投げた福田首相の後釜を狙っている麻生氏に瓜二つ。 この時期に黒い縁取りの写真を公開したら、自民党総裁選挙妨害で告発され、本サイトは潰されることになるかも知れませんが、後期高齢者医療の通知でさえ黒い縁取りの郵便が届くことですから、我慢してもらいましょう。

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【思い出のナガサキ12面相】

9月6日の橙の木からケースへの移動中に撮りましたが、様々な顔を見せてくれました。

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2008年9月16日 2匹発見・・・[背番号2008-76]と[背番号2008-77]

我が家の橙の木にも黒いアゲハ(黒いといってもナガサキアゲハですが)が飛んできて産卵していますが、木の高さが高くなり過ぎて幼虫を探すのが非常に難しい状態です。


[背番号2008-76]

昨日の雨から一転して晴天。パセリの見回りを済ませて橙の木を見上げたら、奥の方の薄暗い所の大きな枝に異様な物体。怪獣のように丸々と太ったナガサキアゲハの幼虫です。枝の隙間からカメラを入れて撮りました。

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今年は3度(3匹)失敗していますから今度こそと思って、割り箸を持って行き、怒らせないように割り箸へ掴まらせました。
橙の木へ掴まっていた時は肥満体でしたが、割り箸へ掴まったら体が縮んで尻も小さくなり、前蛹前の姿になりました。

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[背番号2008-77]

手を奥の方へ伸ばして[背番号2008-76]を逮捕している時ですが、目の前の葉に幼虫。
見逃すわけにはいきませんので、この幼虫も逮捕しました。

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[背番号2008-76]と[背番号2008-77]

幼虫を逮捕したのはよいのですが、今の時期は留置場が不足で入れるところがありません。大と中の飼育箱はカブトムシの幼虫が居座っていますし、小さなケースは諸々の幼虫が居座っています。
とりあえず、ルリタテハの前蛹が並んでいる飼育箱に同居させることにしました。
今日から4度目(4匹目、5匹目)のナガサキアゲハの挑戦です。

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