2008年9月25日 [背番号2008-77]が緊急事態・・・救急車で搬送
下痢便、※※、拒食、便秘。
今日は[背番号2008-77]の異常事態の対応で大騒ぎでした。
毎朝の糞掃除の順番が来たのでケースを見たら、毒ヘビ:グリーンマンバのように長~~くなった[背番号2008-77]が下痢便。
終齢になったのは昨日ですから、彼岸が過ぎて涼しくなるとはいえ、蛹になるには余りにも早過ぎます。
様子を見るために橙の木の葉を差し出したのですが嫌がって頭を逸らしてしまいます。それに、下痢便で尻が痛いのか?尻をケースの壁から浮かせています。
やっとの思いで橙の木の葉へ誘い込みましたが、なんと、痩せ細って皺だらけ。しかも、尻を葉に付けようとしません。
尻の診察の前に [背番号2008-108]のナミアゲハと並べて見ました。
伸びています。ビックリするくらい長くなっています。
好物の橙の木の葉も、昨日からあまり食べていないようです。
さて、いよいよ尻の診察。
尻に水脹れが出来たのか?腸から何かが出てしまったのか?尻が腫れています。尻の腫れは無色透明です。下痢便の続きのようなものを出していましたが、少しずつ量が少なくなってきて、腫れた部分は水色に変わりました。
これが、幼虫の脱肛とか脱腸とか言われるものでしょうかね?
夕方になっても全く食べていませんし、糞も1個も出ていません。
いずれにしてもよく判らないし、悪質な病気の場合は同居のナミアゲハに感染しては困るので、別のケースへ隔離して様子を見ることにしました。
2008年9月26日 [背番号2008-77]は入院中です
隔離病室へ入院していますが、原因が不明なことと、特効薬が開発されていないため、自然回復を待っています。
食べた量を確認するために、昨日は1枚だけ新品の葉を入れておいたのですが少し齧っただけ。
糞はゼロ。
先ず最初に顔色拝見。
痩せこけてしまって、新首相・麻生太郎ばりの威厳が消えうせてしまいました。
続いて、尻を見せてもらいました。
腫れはなくなったような気がしますが、尻を見ても治ってきたのかどうかは判りません。
また、明日見舞いに来てみます。
このような症状は何が原因でしょうかね?
この[背番号2008-77]はチョットしたことで臭角を出していたのですが、ストレスが原因でしょうか。私も会社を卒業するまではストレスが貯まる一方で、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、挙句の果てには潰瘍性大腸炎の潰瘍三重苦。
[背番号2008-77]には関係ない話になりましたが、皆さんは、金は貯めても、ストレスは貯めこまないで下さい。
2008年9月27日 [背番号2008-77]・・・回復の見込みは薄いです
岐阜提灯がたたまれたように縮んでしまいました。
以前の同居人、ナミアゲハと並べてみましたが身長は負けそうです。
食べる量は少ないし、パセリの種のような糞では話になりません。
殆ど動かないので、頭を突付いてみたら、動くには動きます。しかし、自分から動こうとする気力は伺えません。
2008年9月28日 [背番号2008-77]・・・縮みました
昨日と比べたら橙の木の葉を食べています。
糞も大きなのが2つ転がっています。
しかし、糞の状態は葉の上に散らばっているものを寄せ集めて形を整えた程度で、消化不良のような感じがします。
24日には34mmでハリのあった体は30mmに縮まり、皺だらけになりました。
2008年9月29日 [背番号2008-77]はご臨終です
体長20mm。アコーデオンを閉じたようになりました。触っても全く反応がありません。
このまま放っておいたら煎餅のようにペシャンコになるかも知れませんが、麻生さんソックリの顔になったらナガサキアゲハの幼虫に申し訳ないので、本日でもって死亡宣告します。
しかし、黒のナガサキアゲハの飼育は難しいものですね。
2008年9月29日(2) 2008年のナガサキアゲハの日記は終わります
毎年、12月末に橙の実をとって、不要な枝を切り落としていますが、その時にナガサキアゲハの幼虫が地面に落ちてくることがありました。
今年も期待しましたが橙の木には何の幼虫も見当たらずに終わってしまいました。
9月29日を最後に、ナカサキアゲハに変化は見られませんので、9月29日にさかのぼって、2008年の日記を終わることにします。(2008年12月31日)
なお、下の写真は、越冬準備が整ったナミアゲハ4匹、キアゲハ5匹、ナガサキアゲハ1匹、アオスジアゲハ2匹の蛹です。
お知らせ
今年は、ウイルス性の病気で、何匹もの幼い幼虫を死なせてしまいました。
下記の特別号の記事をご覧下さい。
なお、通常の飼育日記も続けています。
このページの前後のページもご覧下さい。