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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

カブトムシの飼育(14) 羽化失敗・卵・幼虫・マット・ゼリー

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●このページは、前ページからの続きです

2007年8月1日

緑=メロン ・ 黄=バナナ ・ 赤=イチゴ ・・・ 信号の色は美味しいフルーツの味。

ただいま8匹が食事中。(写真はインチキパノラマです)
昼間ですが、ゼリーを交換すると、続々とマットの中から出てきます。
ゼリーの残りが100個。1日8個なら12.5日分。
少し節約して空腹気味で我慢してもらえれば1日6個で16.6日。
買いすぎて残ると、1年先まで保存ですから・・・(今年は、去年のゼリーが100個ばかり残っていました。)
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2007年8月2日

台風5号の対策済。
これなら我が家が浸水しても、プカリプカリと浮かんでハワイまででも行けますよ。

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2007年8月6日

よく頑張ったねえ!・・・どこかのTVのCM
よくやった!・・・美しき日本の前ヤブレカブレ首相

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2007年8月7日

卵を沢山産んでくれたことでしょうね。

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2007年8月9日

今日は朝一番の巡視。2匹のオスは元気でしたよ。

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しかし、尻に何か(?)をくっつけたメスが力なくヨタヨタとマットの上を歩いています。
美味しいゼリーのある食卓へ載せてやりましたが食べて元気になってくれるのでしょうか?
尻にくっ付けているものは何でしょうか?

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夕方、餌の交換に行ったら、尻に何か(?)をくっ付けたメスが・・・

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2007年8月9日 朗報です

訃報ばかりで侘しい雰囲気になりましたので、ここらで明るい話題をお届けします。
7月26日に掘り出した幼虫と卵は、腐葉土系の新しいマットを入れた飼育箱の中にいます。
表面の乾き具合を見て、2日に1回くらい霧吹きで水を補給しています。
今日は、水を補給しながら飼育箱の壁を見ていましたら、1cmより少し大きいかなと思われる幼虫が挨拶に現れました。
無事に育っていますよ!
カメラを取りに行こうかと思ったのですが、幼虫の動きが活発であるし、飼育箱の壁はキズだらけ。
写真は撮らずに見えなくなるまで眺めていました。
向きを変えてから見えなくなるまで1分も掛からなかったと思います。
さて、飼育箱の中に何匹の幼虫がいるのか楽しみですね。

2007年8月10日

天寿をまっとう。
寂しくなりますが、しかたないことですね。
それはそうと、今年もゼリーが1袋(50個入り)残りそうです。
来年食べてもらうことにします。

photo4

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2007年8月12日

あーーあ、今日も1匹。

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2007年8月13日

ありゃーー、今日はオスが・・・・

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残ったオスは1匹。まだまだ元気ですよ。
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ありゃりゃ、邪魔が入りました。

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2007年8月15日

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2007年8月15日 朗報です 今年産まれた幼虫

今日は卵と幼虫を入れた飼育箱を明るい所へ出してみました。
ご覧下さい! この大きな幼虫を!
30年も前の飼育箱ですから傷だらけて見え難いこと。
また、明るすぎて幼虫が奥へ逃げてしまいますので、物差しを持ってくる暇はありませんでしたが、右の写真の幼虫は約4cm弱くらいの大きさでした。
掘って身長測定をしてみたいですが、止めておきます。

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2007年8月16日

ついにメスが2匹になってしまいました。
メスが残っている限りはマットの掘り起こしは出来ませんね。

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2007年8月16日

今日は巻尺を準備して、飼育箱を抱えて明るい庭へ。
持って出る前はほぼ全身が見えていましたが、カメラを構えた時は頭と尻を隠して背中だけ。
頭と尻は想像にお任せします。3cmは超えていますよ。

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2007年8月19日

今日は、卵と幼虫が入っている飼育箱の表面を見たら少々乾燥気味。
表面近くを掻き混ぜたら、見えるものは大きな糞ばかり。
その糞の大きさは、大小さまざま。大きいものは1cmくらい。
こんな大きい糞をするとは幼虫も大きくなっていることだろうと、飼育箱を引っくり返して、マットの糞の大掃除をしました。
掃除を思い立って良かったですよ。
マットをフルイに掛けて、もう一度飼育箱に戻して使えるのは1/4程度。
3/4は糞だったんですよ。もう少し遅かったら餓死させるところでした。
飼育箱に入れたマットの高さ(深さ)が減ってきたようだとは感じていましたが、ほぼ毎日のように見ていると、減ったことに気が付きません。
最初にマットの高さ(深さ)を測っておくべきでした。


7月26日には豆粒か米粒くらいの大きさだった幼虫と卵が大きくなりました。
幼虫が真っ直ぐに背伸びしてくれれば判り易いのですが、隠している頭と尻の大きさを想像してみると、一番大きいのは5cmを超えていますよ。
このまま、来年の春まで、元気で冬越ししてもらいたいと思います。
おっと、大事なことを忘れるところでした。
飼育箱の中に潜んでいた幼虫は、36匹、または37匹
取り出す時は36匹、戻す時は37匹。数え間違えたんですね。
ここの4枚の写真は、掘り起こし中の飼育箱の中、取り出したマットの上で撮りましたが、写真を拡大してみて下さい。
マットの中に糞が混じっているのではなく、糞の隙間にマットがあると言った状態です。
この糞は、庭の花畑の肥料として埋め込みました。
キアゲハパセリツマグロヒョウモンスミレも大きく育ってくれることと思います。

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衣装ケースの中はメスが2匹残っていますが、尻に何かくっ付けています。
余命幾ばくも無いと思われます。
まもなく衣装ケースを掘り起こしての幼虫探しの時期ですね。

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お知らせ

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