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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ツマグロヒョウモンの飼育(5) 野生のスミレは不足気味、急遽パンジーの種蒔き

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2007年9月5日

昨日仮設住宅へ引っ越した幼虫たちですが、仮設とはいえ新築。
パセリの香りのする食堂で、新鮮なスミレの食事。みんな楽しそうに過ごしています。

食事中に立ち歩いたり、行儀が悪いですね。
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おちょぼ口ですから急がないとなくなります。噛まずに丸呑みです。

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熱中症にならないようにパセリの葉を日傘がわり。
影が動くため身体を動かしていたらゴキッ!背中と腰がくの字に曲がっちゃいました。
時々、パセリの茎に掴まって休憩。
間違えてパセリを食べてしまったことはありませんでしたよ。

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私も真似して日傘。 アレーーッ、何も無くなった!
そうか、これは美味しいスミレの葉だ。

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食べる、食べる。とにかく食べる。食べまくり。何か悪い予感がする。
岩国市田舎村昆虫館は、幼虫を拉致した覚えは無いのに、食料危機の祟りに見舞われそうな気配です。岩国市田舎村昆虫館も「拉致は解決済み」と誤魔化して、食糧支援の約束を取り付けることにします。

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この写真は拉致現場ではありません。
スミレから落ちた幼虫の救出中です。

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食料のスミレですが、野生のスミレの強さには驚きですね。
長年庭に居座っているスミレですが、今年は興味深々。
このツマグロヒョウモンの日記の最初にお目に掛けましたスミレですが、茎だけの丸坊主になるまで食い尽くされながら、新しい芽を出しています。
久しぶりに、各地点のスミレの様子を見てみました。

田舎村写真館
田舎村写真館
この記事のテーブル(表の枠)内に挿入されている写真は、クリックすることにより拡大できます。
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A地点
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A地点とB地点の間
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B地点
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C地点
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D地点(1)
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D地点(2)

すみません。
もう一度C地点の写真を拡大して下さい。
何か見えませんか?
既に居住者がありましたよ。

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9月に入ってから、幼虫を見かけることが多くなりました。
大きな幼虫から小さな幼虫まで、幼虫が温泉のように湧き出ているような感じがします。
裏の隠し財産が空き巣の被害に遭っていないか捜査しました。
誠に残念ながら空き巣は居ませんでしたが、大御所が鎮座していました。
パッと見たところでは5匹は見えました。

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8月31日にお知らせしました物ですが、何か芽が出てきました。
隠し財産の隣で静かに眠っていた秘宝「オランダ産のパンジー」だと思います。

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昨日の夕方遊びにきたメスかどうかは定かではありませんが、今日も1匹遊びに来てくれました。
産卵ですが、スミレのある庭がよく判るものですね。
目で見ても遠くからではスミレを見分けるのは至難の業ですよ。
嗅覚が鋭く、スミレの匂いを嗅ぎ分けて飛んでくるのでしょうか?
匂いだとしたら、風向きによっては思わぬ方向から匂ってきたり、匂いが混ざり合って迷ってしまうこともあるでしょうね。

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