2008年8月7日 蛹になりました・・・[背番号2008-31]
蛹にはなりましたが、場所が悪いですね。
しかし、この場所で羽化したら、掴まる物がないため飼育箱の底へ墜落です。
運が良ければ羽根を広げて待っていますが、殆どが羽根がまともに広がらず飛びたてません。
これも蛹の保護ポケットへ収容しますが、もっともらしい理由ができました。
2008年8月9日 幼虫、卵の移動大作戦
今日は羽化の予定もなく、久しぶりにノンビリしています。
ナミアゲハ、ナガサキアゲハの幼虫の生活の場である橙の木も、新しい枝が伸びてしまったので切ることにしました。
脚立に登らないと手が届きませんので、剪定バサミを持った手を伸ばして切りましたが、幼虫や卵が付いているか否かは見えませんので、片っ端から切り落としていきました。
幼虫や卵は橙の木の葉へ戻さなければなりませんので、葉の裏表を確認して選り分けました。
幼虫がくっ付いている葉は小さく切り取って、セロテープで貼り付けました。
枯れていく葉から活きた葉への移動は自己責任です。
枝に付いた葉は水切りをして、スプレーのビンに挿しました。
卵の付いた葉はケースに入れました。
2008年8月15日 [背番号2008-31]が羽化しました
昨日に続いてアゲハの多量羽化。多量とは言っても7匹ですが、その中の1匹は[背番号2008-31]のナミアゲハです。(その他の6匹はキアゲハ)
早々に朝食を済ませた6時20分には羽化していました。
この[背番号2008-31]より4日早く蛹になった[背番号2008-⑭]が中央の写真の左上に写っていますが全く羽化の気配がありません。なにしろ[背番号2008-⑭]は息絶え絶えの状態でしたから羽化するための何(?)かが備わっていないかもしれません。もう少し羽化を待つことにします。
また、 この[背番号2008-31]は小さな蛹でしたが、傍で羽化していたキアゲハの小さいこと。今まで見たことがない小ささでした。小さいキアゲハはキアゲハで紹介しますが、この[背番号2008-31]も物差しを傍に持っていって写真を撮っておきました。
2008年8月16日 [背番号2008-⑭]には羽化の気配なし
8月3日に蛹になってから13日目。
[背番号2008-⑭]には羽化の気配はありません。
もう少し、気長に待つことにします。
そういえば、橙の木、デコポンの木から幼虫の姿が見えなくなりました。
14日の明け方の停電が2度もあった激しい雷雨で洗い流されたのかもしれません。
2008年8月19日 [背番号2008-⑭]は相変わらず羽化の気配なし
死んでしまったのでしょうか?全く羽化の気配はありません。
いずれ死亡宣告をすることになるかも知れませんが、今日は蛹の身長を測っておきました。
28mmです。
同じ日に蛹になって今もって羽化しないキアゲハの[背番号2008-⑮]の身長も測っておきましたので、興味のある方は比べてみて下さい。
2008年8月20日 [背番号2008-⑭]は死亡と診断します
全く羽化する気配の無い[背番号2008-⑭]をポケットから出して、尻を触ってみましたが反応はありません。
少しずつ強く押してみましたが、尻尾の部分は曲がったままで何時まで待っても元に戻りません。
生きていたら、ここまでは曲げられませんし、すぐに元に戻って真っ直ぐになります。
本日の診断の結果で[背番号2008-⑭]は死亡したものとします。
2008年8月21日 [背番号2008-⑭]の死因が判明しました
朝の巡視の時には変化はなかったのですが、午後見たら、蛹に2つの孔がありました。
アオムシコバチの被害です。
蛹になったのが8月3日ですから、18日目にアオムシコバチが羽化して出てきたことになります。
2008年8月26日 幼虫の救出(1)・・・ナガサキアゲハ?
キアゲハの幼虫の食料である小さなパセリと、ツマグロヒョウモンの幼虫の茎ばかりになりつつあるスミレを狙って、隠し倉庫に空き巣が侵入したとの通報があったので駆けつけてみたら、植木鉢の縁を幼虫が徘徊中でした。
特捜部の捜査では、ナミアゲハではなく、ナガサキアゲハらしいとの報告がありました。
他の幼虫の食料を食べるわけにはいかないので、割り箸救助具を使って橙の木の葉へ乗せておきました。
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