ツマグロヒョウモンの飼育(9) 尻尾を引っ掛けて、頭を下に垂らした垂蛹

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2008年8月31日 行方不明の[背番号2008-55]の捜索報告

昨日、飼育箱の蓋を持ち歩いたと思われるところを、ポンコツ頭の記憶を頼りに歩き回ってみました。
この他に調べる所は無いので諦めようと思ったのですが、最後にダメモトで、部屋から庭への出口の壁と足元のブロックの隙間を見たら怪しい黒い人影、いや、前蛹影。 覗き込んだらクモが1匹出てきました。

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隙間には手が入りませんので割り箸で挟んで取り出しましたが、前蛹の形のままで息絶えていました。
昨日は何度も飼育箱の蓋を持ち上げたり運んだりしたので、弱くなった尻尾の先端がチョン切れて落ちてしまったのでしょうか?

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2008年8月31日(2) ツマグロヒョウモン羽化監視櫓へセットしました

まだ前蛹が2匹残っていますので、羽化待ちとは言い難いのですが、飼育箱の蓋をツマグロヒョウモン羽化監視櫓に取り付けました。

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今年は背が高いので下から覗き込み易いですよ。

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2008年9月1日 蛹の引越し

飼育箱の蓋の裏側に垂れ下がった蛹をテスト的に引越ししてみました。テスト的とは、昨年とは少し改良された方法だと言うことです。
その方法は、岩国市田舎村昆虫館:蝶の幼虫の飼育環境(2)をご覧下さい。
引越しのテストに協力してくれたのは[背番号2008-41]です。

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2008年9月1日(2) 落下した蛹の吊り下げ

8月30日に墜落事故に遭遇した[背番号2008-52]の吊り下げ工事を実施しました。

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昨年の吊り下げは何匹か失敗したと思われるので、今年は少し考えました。
注意事項などは、岩国市田舎村昆虫館:蝶の幼虫の飼育環境(2)に整理しましたのでご覧下さい。

蝶の幼虫の飼育(2) 蛹の保護ポケット・羽化の補助具・蛹(帯蛹・垂蛹)の移動・落下した蛹の吊下げ・他
田舎村昆虫館館長 アゲハ蝶などの幼虫の飼育環境(2) 糸掛けに失敗した蛹の保護ポケット、蛹になった場所が悪い蛹の移動方法、落ちた蛹の吊下げ方法、羽化の時の補助具など、幼虫飼育で役立つ情報を一般公開していま...

なお、この[背番号2008-52]は蛹になってから2日目ですが、蛹に触れても全く動きません。先に引越しした[背番号2008-41]は作業の間を通して大暴れしていましたが、この[背番号2008-52]は死んでしまっているのかもしれません。

2008年9月1日(3) [背番号2008-38]に羽化の予兆

落下した蛹の吊り下げ作業が一段落したので[背番号2008-38]を見たら、蛹に艶が出て、羽の模様が薄っすらと浮き出ていました。尻尾の方を見たらクビレがハッキリとしてきています。
写真を撮ったのですが判り難いので、明日の朝、撮り直します。

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2008年9月2日 [背番号2008-38]が羽化

1周年記念を待たずに政権を放り投げた首相のニュースに気をとられてしまい、7時過ぎにカメラを持って羽化の予兆を撮りに行ったら、既に羽化していました。なかなか羽を開いてくれませんでしたがメスでした。

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その後、30分くらい過ぎてから行ってみたら、赤いオシッコを漏らしていました。 部屋の中で羽化させる場合は、汚されないように古新聞紙などを敷いておいて下さい。吸収性の良い紙でないと、写真のように流れていきます。

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結局、羽を開いた写真を撮らせてくれないまま飛び去って行きました。

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2008年9月4日 [背番号2008-40]が羽化・・・羽が異常

昼前にルリタテハの部屋(VIP Room)の大掃除をして、食料を取り替えようとしてツマグロヒョウモンの蛹が垂れ下がっている近くを通ったら、オレンジ色の蝶が飛び上がりました。
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アレレッ!と思ったらツマグロヒョウモンのオス。下の割り箸を赤く染めていましたので飼育箱の蓋の蛹が羽化したんですね。住民登録基本台帳と照合したら[背番号2008-40]。蛹になってから8日目。早過ぎるような気もしますが、まあまあでしょう。割り箸をL字型に組んだ蛹の吊り下げ台でないと、飼育箱の蓋の裏では変化に気が付き難いです。
この[背番号2008-40]は左側の羽が広がりきっていないですね。驚いて飛び立った時は羽が広がる途中だったのかもしれません。写真は飛び立って一休みした場所から手に乗せて連れ戻した時です。

2008年9月5日 [背番号2008-41]と[背番号2008-43]が羽化

[背番号2008-41]は♂、[背番号2008-43]は♀です。

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2008年9月6日  [背番号2008-48]は羽化不全、  [背番号2008-44]はOK

今日の羽化の最初は [背番号2008-48]の♂。
ナガサキアゲハの幼虫に気を取られている間に羽化していました。

しかし、片側の羽が広がらず異常です。近寄って見ようとしたらパッと羽を広げ、その時に見えたものは今までに見たことがない黒い模様。
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そして、透明で黒い粉のようなものが混ざった液体を出しました。(真っ赤なオシッコは既に出しています。)その後も透明なオシッコを3度くらい見ました。
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羽が不完全とは知らずに飛び立つんですね。
このまま炎天下で過ごさせる訳にはいかないので砂糖水を与えようとしたのですが、口がどこか判りません。
口と思われる所へ砂糖水をもっていけば吸ってくれるだろうと思ったのですが、少しずつ飛んで逃げてしまいました。

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2番目は [背番号2008-44]の♀。
午前中、チョッと留守をした間に羽化。帰ってから庭へ出たら物音に驚いて飛び立ってしまいました。

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2008年9月6日(2) 基本台帳登録外の羽化

今朝は、庭掃除に使う箒にツマグロヒョウモンが居座っているとの緊急連絡があり、背番号何番が羽化したのか台帳との照合しましたが羽化場からの羽化はなし。
先日から、庭のあちらこちらに蛹が垂れ下がっていますので、台帳登録外の蛹が羽化したのですね。

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