岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。 判らないことがあれば、【新】岩国市田舎村の掲示板を利用してみて下さい。

ナガサキアゲハの飼育(8) 前蛹の状態でも臭角を出す

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2009年6月3日(2) [背番号2009-025][背番号2009-018]が前蛹

[背番号2009-025]は飼育箱の内壁で前蛹になっていましたが、尻尾が糸から外れていました。
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背中の糸だけで体重を支えるのは酷であるし、蛹化に支障をきたしますので、背中に掛けた糸を切って寝かせました。
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[背番号2009-018]は割り箸です。
が・・・割り箸の尻尾と頭の所の背中の糸の付け根をご覧下さい。
糸の色がいです。
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2009年・クロアゲハの幼虫の観察日記(1)の2009年6月1日(2)で、クロアゲハの糸は黒ナガサキアゲハの糸は無色透明or白と書きましたが、ナガサキアゲハ黒い糸を使うものもいるのですね。

2009年6月3日(3) [背番号2009-044]が終齢、[背番号2009-045]も終齢

朝見たら、[背番号2009-044]が終齢になっていました。
4齢から終齢になったばかりの頃は非常に敏感で、ケースを動かしただけでも臭角をニュルッ!
我が家は小さな掘っ立て小屋ですから、家中に濃縮した柑橘類の匂いが立ち込めます。
餌の補充の時はケースの蓋も開けなければなりませんが、ニュルッ!ニュルッ!の連続で、匂い袋が空になっては困りますので、糞掃除も最小限にして、ケースに触らないことにします。
従って、今日の写真はありません。
しかし、あの匂い、どこに溜めてあるのか?・・・それにしても強烈ですね。


夕方の餌の補充の時に見たら、[背番号2009-045]も終齢になっていました。
しかし、脱皮した皮は、[背番号2009-045]が掴まっている橙の葉とは違う葉に残っていて、食べていません。栄養価の非常に高い皮を食べなくても、蛹になるための栄養価は足りるのでしょうか?

2009年6月4日 [背番号2009-025][背番号2009-018]が蛹に

[背番号2009-025]は安置箱の中で蛹になっていました。
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少し早めですが、夜、ポケットへ入れておきました。
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[背番号2009-018]は皮の状態から、脱皮間近と思いましたのでカメラを三脚にセットして、動きを待ちました。4時35分に尻のほうが動いているのに気付き、10分間の動画を撮りました。少しピントがズレていると思いますが、前蛹から蛹への変化は判ると思います。


[蛹化直前]
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背中をご覧下さい。蛹の背中の黄色っぽいひし形の模様が見えています。


[蛹化中]
下の動画をご覧下さい。


脱ぐのは至難の業です・・・ナガサキアゲハの蛹化 (2009/06/04)


[蛹化直後]
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[羽化補助具の取付]
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2009年6月4日(2)[背番号2009-026][背番号2009-029][背番号2009-030][背番号2009-031][背番号2009-032][背番号2009-035]が前蛹に

[背番号2009-026]
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[背番号2009-029]はケースの蓋で前蛹になっていましたが、糸は剥がれそうな状態であり、蛹化の時には墜落の恐れがありますので、早目に糸を切って、安置箱へ入れました。
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[背番号2009-030]
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この[030]、上の[029]、下の[031][032]は、1つのケースに5匹が同居していて、今朝は4匹が前蛹になっていました。しかし、5匹にしては狭すぎるケース。夜の間に、お互いに下痢便のぶっ掛けあいをしたのでしょうね。体が糞で汚れていましたので、水道の水の掛け流しで洗ってやりました。


[背番号2009-031]
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[背番号2009-032]
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[背番号2009-035]
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ケースの蓋に糸を張り巡らせて前蛹になっていました。
背番号一覧表で終齢になった日をみると、前蛹になってもおかしくない日数ですね。
理屈を抜きにすると「割り箸の入れ忘れ」です。

2009年6月4日(3) [背番号2009-027]ですが・・・

糸を張って前蛹になっていると思った[背番号2009-027]ですが、ケースから出して放っていたら、突然動き始めました(左の写真はケースから出した直後です)。やっていることは、尻尾の先端を糸に引っ掛けようとする行為ですが、張った糸がありません。
これは今までに見たことが無いので、動画を撮ることにしました。
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お尻の先を糸に引っ掛けようとしているナガサキアゲハの幼虫(2009/06/04)


3分間くらい試みていましたが、ついに諦めたらしく、向きを変えて逆さまになりました(左の写真)。
尻尾の先端を引っ掛ける糸を張り忘れたのか?糸を張った箸とは違う箸で前蛹になろうとしたのか?は判りませんが、珍しい光景を見ることができました。
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この [背番号2009-027]ですが、思い当たることがあります。
今朝起きて直ぐにケースを見たら、この[背番号2009-027]が2本の箸に跨ってくっ付いていて、下痢便は済ませていて前蛹になる支度に見えたので、このままでは、尻尾の先を引っ掛けた箸と、背中に掛けた糸の箸が違って大変なことになると思い、尻を押しました。[背番号2009-027]は歩き始めたので、まだ糸は張っていなかったのだなと安心しました。しかし、その後見たら、違った箸に掴まっていて、尻尾の先を糸に引っ掛ける行為をしたと言う事は、前の箸に糸を張っていたのかもしれませんねえ。


上の写真のように下を向いた状態でケースの中に戻しておいたのですが、午後確認したら、ケースの底にゴロンと転げて前蛹になっていました。
糸の原料も無尽蔵にあるわけではなく限りがあるでしょうから、最初の箸で使い果たしていたのでしょうか?
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ケースの底に転げていた[背番号2009-027]は、安置箱の中へ納めておきました。P20090604-P1110534-2

2009年6月4日(4) 前蛹でも臭角を出します・・・[背番号2009-029]

安置箱の中の前蛹[背番号2009-029]ですが、ケースに他のものが当たったショックで臭角をニョロッ(ニュルッほどではありません)!
匂いは僅かだけですが、前蛹になっても敵に襲われますので、油断は出来ませんよね。P20090604-P1110532-2

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