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岩国市田舎村昆虫館は、イモムシとかアオムシなどと言われている幼虫の写真が沢山現れますので、昆虫が嫌いな方へは閲覧をお勧めしません。しかし、子供さんの夏休みの自由研究などに役立つ記事が沢山ありますので、興味のある方はご覧になって下さい。

ナガサキアゲハの飼育(8) 前蛹の状態でも臭角を出す

●このページは、前ページからの続きです

2009年6月5日 蛹・・・[背番号2009-035][背番号2009-029][背番号2009-031][背番号2009-030][背番号2009-032][背番号2009-027][背番号2009-026]

昨日は前蛹になったのが7匹ですから、今朝は蛹化騒動が勃発かと気になり、3時15分に目が覚めました。・・・近所の受験生は寝られたばかりの時間です。
何はともあれ、早起きした甲斐はありました。
先ず見つけたのは、 背中に掛ける糸作りの真っ最中の幼虫。動画を撮り始めたら約40分間。デジカメのメディアの余裕は少なくなりバッテリーも残り僅か。途中で交換して撮り続けました。
糸掛けが終わるのを待っていたかのように蛹化が始まりました。
蛹化も出来る限り動画で撮っておこうと、前蛹と睨めっこをしながら、5本撮りました。
これらの動画は、別館YouTubeGARAKUTA Villageへアップロードして、このページに埋め込みして再生できるようにします。
なお、動画の合間に静止画の写真も撮りましたので、ここに挿入しておきます。


[背番号2009-035]
今朝の最初の蛹化は[背番号2009-035]でした。
糸作り、糸掛けの動画を撮った後、少し時間がありましたので、出来るだけ明るく撮れる場所を選んで動画を撮りました。
P20090605-P1110549-2

蛹化完了です。
P20090605-P1110551-2


蛹化の様子は、下の動画でご覧下さい。


芋虫からの大変身・・・ナガサキアゲハの蛹化(2)(2009/06/05)


[背番号2009-029]
気が付いた時には、安置箱の中で、寝転がったままで蛹化が進んでいました。「しまったなあ」と思って見ていただけで、写真を撮るのを忘れていました。
この写真は、夕方、羽化待ちのポケットに入っているのを撮っておいたものです。
P20090605-P1110605-2


[背番号2009-031][背番号2009-030]
今日の蛹化は間合いが長かったですね。
前蛹の皮の様子から見ると、次の蛹化は[背番号2009-030]のように思ったのですが、時間が経つに連れて [背番号2009-031]も似たような状態になりました。
P20090605-P1110552-2

写真は左から、[背番号2009-030] [背番号2009-031]です。
こうなったら2匹を並べて、2匹の蛹化を動画に収め様と思い、出来るだけ同じ時間に蛹化が始まってくれないかと、LEDのライトで前蛹の頭付近に強力な光を与えてみたりしました。ライトで照らすと、ピクピクと体を動かしますので、かすかな希望を抱きながら、2匹を交互に照らしました。
P20090605-P1110556-2

これが効いたのかどうかは判りませんが、2匹の蛹化が収まった動画を撮ることが出来ました。
しかし、同時に始まって、同時に終了することは無理なこと。動画はYouTubeの制限を超えるサイズになりましたので、2つに分割してあります。
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時間が掛かるので疲れます・・・ナガサキアゲハの蛹化(3)(2009/06/05)


[背番号2009-032]
昨日から気にはなっていたのですが、糸の掛け方が悪くて姿勢が不安定な [背番号2009-032]も蛹化の気配が現れました。
この姿勢なら、背中の皮が裂けるところも撮れるなと、動画を撮影。
P20090605-P1110560-2

ところが・・・この写真を撮った直前で脱皮が進まなくなりました。
このままでは脱皮に失敗して死んでしまっては元も子もないので、動画撮影を中断して、糸を切断してティッシュペーパーを敷いた安置箱へ寝かせました。しかし、寝転がしても、糸が絡まっているらしくて脱皮が進まないので、見るに見かねて脱皮の手伝い。無事に蛹になりました。
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脱がせてもらいました・・・ナガサキアゲハの蛹化(4)(2009/06/05)


なお、糸を切断して、安置箱へ寝かせた後の様子をご紹介します。

皮を脱ぐのに時間が掛かると、皮の内側がカラカラに乾いてしまい、内側の蛹の表面とくっ付いてしまって脱ぎ難くなるのでしょうか?
P20090605-P1110564-2 P20090605-P1110565-2
P20090605-P1110566-2 P20090605-P1110567-2
P20090605-P1110568-2
上の写真は時間の順に並べてありますが、1枚目の写真の前と、2枚目と3枚目の間にも手助けしました。


[背番号2009-027]
背中と尻尾の先の糸掛けに失敗した場合の例として、グシャグシャに揉んだティッシュペーパーの上に寝転んで蛹化した [背番号2009-027]をご紹介します。
気が付いた時には、尻の方の皮に皺がよっていましたが、まだまだ間に合うので動画に収めました。
P20090605-P1110569-2

このような方法でも綺麗な蛹になりますので、糸掛けに失敗した前蛹には、このような方法をお試し下さい。
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ベッドで寝転んで脱ぎました! ナガサキアゲハの蛹化(5)(2009/06/05)


[背番号2009-026]
今朝の蛹化騒動も一段落するかなと思われる頃、 [背番号2009-026]の皮を見たら脱皮の気配。
脱皮直前の尻の方の皮は皺がよっています。
このような状態の写真も残しておこうと、写真を撮りました。
P20090605-P1110574-2 P20090605-P1110576-2
P20090605-P1110577-2


写真を撮りながら思ったのは、蛹化の様子を腹側から見たらどんな具合かな?
直ちに動画の撮れる態勢を整えて、動画を撮りました。
皮が次第に尻尾の先の方へズレていくのが良く判ります。



判りますか?皮がずれています・・・ナガサキアゲハの蛹化(6)(2009/06/05)


動画を撮り終えた後の様子も写真に撮って残しておきます。
脱皮直後は背中が丸まっていた蛹が、時間が経つと反り返ります。
脱皮から反り返るまでの時間は計っていませんが、わりと短時間です。
P20090605-P1110579-2 P20090605-P1110580-2
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2009年6月5日(2) 前蛹・・・[背番号2009-034][背番号2009-028][背番号2009-037]

[背番号2009-034]
背中に掛ける糸作り中の[背番号2009-034]です。
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背中の糸作りが終わって、背中に糸を掛け終わった後です。
P20090605-P1110547-2


糸作りから、背中に糸を掛け終わるまでは、下の動画でご覧下さい。


背中に掛ける糸作り・背中に糸を掛けるナガサキアゲハ(2009/06/05)


[背番号2009-028]
写真を撮り忘れていました。


[背番号2009-037]
写真を撮り忘れていました。

2009年6月5日(3) [背番号2009-038]の勇姿・他

[背番号2009-038]の勇姿
物差しを並べていませんが、体長は6.5cmはある前蛹間近い[背番号2009-038]です。これくらいになると恐れることも少なく、手で触っても(軽くですよ)触覚を出すことは殆どありません。箸に掴まらせたら、何回か歩いて往復しますが、そのうち歩かなくなります。
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ついでに、両横と、上からの姿もご紹介しておきます。
P20090605-P1110582-2 P20090605-P1110586-2
P20090605-P1110583-2


[背番号2009-034]
今朝一番に、背中に掛ける糸作り、背中への糸掛けの名演技を見せてくれた[背番号2009-034]ですが、夕方見たら、ケースに張り巡らせた糸が外れて宙吊りになっていましたので、ティッシュペーパーの上に転がしておきました。
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割り箸不足、アイスキャンデーの棒不足になりそうです。

幼虫をケースに入れて、蛹になる時に掴まる棒として箸(割り箸)を入れていますが、前蛹になる時に掴まるのは、箸(割り箸)かケースの内壁です。
箸(割り箸)の場合は写真のようにアイスキャンデーの棒を追加しています。ケースの内壁の場合はポケットを作って割り箸にくっ付けて、アイスキャンデーの棒を追加しています。
出来れば、箸(割り箸)にくっ付いて前蛹になってくれればポケットを作る手間が省けるのですが、そうは問屋が卸してくれませんね。
近頃は、割り箸が付いた折詰め弁当は買うことはありませんし、アイスキャンデーを買うこともありませんので、羽化が終わったら、次の蛹へ使い回しをしています。
(ポケットやアイスキャンデーの棒は、速乾性の木工ボンドを使用していますが、木工ボンドで接着したものは、水に浸けておけば剥がれます。)

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お知らせ

今年の我が家の庭の橙の木は、ナガサキアゲハの大豊作です。
発見したナガサキアゲハと思われる卵と、ナガサキアゲハと思われる幼虫は全て採取して飼育しています。飼育数が多いですから、日記のページもアッと言う間に一杯になります。


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