キアゲハの飼育(29) 蛹が怪我をして、緑色の液体が出てきた

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2008年8月6日(3) 奇怪な事件 [背番号2008-26]

昨日(8月5日)、飼育箱の蓋の見取り図を描く時に気付いていたのですが、[背番号2008-26]が黒く汚れています。
蛹になる時に傷が付いて体液が出てしまったような感じがします。
昨日は蛹化のラッシュ。前蛹になろうとする幼虫が場所探しで歩き回って傷を付けてしまったのかもしれません。

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2008年8月6日(4) 9匹の蛹を収容しました

田舎村写真館
田舎村写真館
この記事のテーブル(表の枠)内に挿入されている写真は、クリックすることにより拡大できます。
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[背番号2008-19]
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[背番号2008-20]
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[背番号2008-21]
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[背番号2008-22]
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[背番号2008-24]
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[背番号2008-25]
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[背番号2008-26]
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[背番号2008-27]
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[背番号2008-29]
[背番号2008-26]のようなことが再発しては困るので、飼育箱の蓋にくっ付いている蛹を退避させました。

2008年8月6日(5) 大事件続発

夕方、いつものように様子を見に行ったら、1匹の前蛹の尻が外れ、背中に掛けた糸だけで宙吊り状態。皮の状態を見ると、皮を脱ぐのも間近い状態です。
このままでは、皮を脱ぐ時に身体を動かしますので蛹が墜落する可能性が大。
緊急閣議の結果、背中に掛けた糸を切って、寝かせて脱皮してもらうことにしましたが、飼育箱の蓋を開けたままにするとアオムシコバチに襲撃されます。再度閣議の結果、家の中に持ち込むことにしました。
これが事件の発端です。

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可哀想な写真などもあり、日記に入れようか、入れまいかと悩みましたが、幼虫を飼育していると何時かは出会うことがあると思いますので、心の準備をしておくべきだと思って、敢えて掲載することにしました。


飼育箱の蓋を部屋の中へ持ち込んだ途端に、1匹の前蛹の頭の部分の皮が裂けて蛹化の開始。
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寝かせていますので、脱いだ皮が蛹から外れ難いですね。いつまでも身体を動かすので、皮を取り除いてやりました。
宙吊りの前蛹の救助を忘れて、眺めていました。
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謎の大事件発生!・・・[背番号2008-32]
蛹化(脱皮)のショーを見終わって、何か異変があってもよいように、飼育箱の蓋の下に紙を敷いておきました。
しばらくしてから見に行ったら、1匹の蛹の頭の所から黒っぽい緑色の液体が・・・まだ蛹になってから間もないものです。

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下に敷いた紙をみたら、黒っぽい液体がしたたり落ちていました。

この紙の下にはデジタル一眼レフカメラ。
紙を敷いていて助かりました。
蛹になった直後に傷がついたのでしょうが、何故このようなことになったのでしょうか?
この蛹は、今後の様子をお知らせしますので、[背番号2008-32]の背番号を付けました。

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[背番号2008-32]の黒っぽい液体は止まることなく流れ出そうな感じなので、飼育箱の蓋を庭へ持ち出しました。
持ち出した途端に1匹が蛹化。

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今度は怪事件!・・・と言うよりは、一騒動。
遅れていた1匹を除いて、全てが蛹になりました。
ヤレヤレ一段落と思ったら、飼育箱の蓋にくっ付いていた前蛹直前の幼虫が見当たりません。
蓋の周り、飼育箱の中など、思いつく所は確認しましたがみつかりません。
ヒョッとすると、部屋の中で逃走を図ったのではないか。部屋の中を歩き回られたら踏み潰す恐れがある。部屋の中で踏み潰したら・・・・・。
直ちに、名探偵シャーロック・ホームズ名探偵コナンに応援を依頼しました。

さすがに名探偵。依頼した効果はありました。
デジタル一眼レフカメラや付属品を投げ込んであるダンボール箱。
それも、見え難くくて薄暗い側にくっ付いていました。

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夕食の前に見たら、下を向いて、尻尾をくっ付けるための糸を張り巡らせていました。
ダンボール箱は、このまま庭へ出しておきます。
この幼虫の背番号は、[背番号2008-37]にしました。

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[背番号2008-32]のその後ですが・・・
[注意]・・・写真の閲覧は、アゲハの幼虫を飼育している方に限り許可します。
その他の方は、写真を閲覧して気分が悪くなっても責任は持てません。

だいぶ黒っぽい体液が流れ出ています。
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★なお、このようになった原因ですが、蛹になる時に糸が絡んだ形跡も無く、通常の蛹化なら、このような傷が付くことは考えられません。
監視カメラの記録が無いため断言は出来ませんが、この[背番号2008-32]が蛹になっている真っ最中に、一騒動を起こした[背番号2008-37]が蛹になる場所を探して歩き回り、[
背番号2008-32]を踏み付けたために大暴れして傷を負ったのではないかと思います。飼育箱の蓋の極度の過密状態が原因のような気がします。


[背番号2008-32]の写真は、あちらこちらに自慢して掲載するようなものではありませんので、8月7日の様子を続けて書いておきます。

昨夕は、飼育箱の底にティッシュペーパーを敷いておきました。
黒っぽい液体は出続けたようです。蛹の形は凹んでいませんが、中は空洞かもしれません。
[背番号2008-32]は、これをもって死亡したことを宣告します。
2度とこのような事にならないように気を付けなければなりませんね。

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2008年8月7日 最後の[背番号2008-37]が蛹になりました

最後とは言っても今年の最後ではありません。
パセリが枯渇したため一段落の区切りをつける最後です。
ダンボールのツルツルとた面で蛹になりました。
多分、羽化の時には足が引っ掛からず墜落すると思います。
しかし今年は、殆ど全ての蛹を、蛹の保護ポケットに入れて羽化させるテストをしていますので、この[背番号2008-37]も保護ポケットに収容します。

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2008年8月7日(2) 5匹の蛹をポケットへ収容しました

最後の[背番号2008-37]の蛹化も完了し一段落したので、飼育箱の整理をしました。

田舎村写真館
田舎村写真館
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[背番号2008-23]
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[背番号2008-30]
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[背番号2008-33]
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[背番号2008-34]
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[背番号2008-36]
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[背番号2008-31][背番号2008-35][背番号2008-37]はポケット不足。
[背番号2008-16][背番号2008-28]は飼育箱の中。

お知らせ

羽化待ちです。

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